香取神宮、佐原あやめパークを巡る

外房旭で開かれたかぼちゃ会の翌日、解散後は香取神宮参拝を予定していた。帰り際、ホテル玄関で集合写真を撮り、皆で海岸へ出た。外房の大海、太平洋が眼前に広がり、本当に海は広い。左手の岬は犬吠埼だろう。浜では、サーファー達が準備中。茨城へ帰るメンバーのHさん夫妻の車に便乗させて貰うことにした。彼らも参拝するという。

 メンバーAさんの故里へ ホテルを出て、香取市に向け走った。後の車にはAさん夫妻が乗っている。Aさんは佐原出身で、墓参に生家に寄ると携帯が入った。同じ方向のようで、後に付いている。また携帯が届いて、生家の近くになり、府馬の大クスを案内してくれるという。先へ出て貰い農村集落内に入り狭い道を進み停車。大きな古木が神社の境内にあった。大正15年国天然記念物指定、樹齢約1500年のタブノキという。最近台風で一部が剥がれ落ちたが、傾いた異様な形の大幹はいかにも古大木らしい(写真上)。Aさん子供の頃の遊び場であったと話してくれた。驚きながら、カメラアングルを探した。

大社香取神宮に参拝 香取神宮は少し距離があった。私の里歩きの際、香取神社に出会い、また成田線香取駅を通過し香取神宮に寄りたいと思っていた。参道は門前町をなし、土産店や食堂が両側に並び予想外の大社で、全国約400社の総大社と知る。本殿まで距離があるよとAさん。参道を進み総門から楼門を潜り、本殿前へ出て、参拝。賽銭は僅かだが、孫達の成長とぼんちゃんの成仏をお願いした。ご神木の大杉を眺め、参道を戻り、右手の要石へ。大ナマズ伝説に由来し、利根対岸先の鹿島神宮と共同でナマズの頭尾を石棒で押さえているとのことのようだ。そう言えば、鹿島神宮でも要石を見たことがあったと思う(08.11.15)。ここで、千葉野田へ帰るAさん達とは別れた。

  あやめは二分咲き 佐原あやめパークへ行くというHさんに、また同乗。佐原のアヤメは有名で、以前からJR東日本発行のパンフを入手していたが、花期に合わず未訪で、思わぬチャンス到来。利根川水郷大橋を渡って大回りし、与田浦にあるあやめパークに入園。あやめ祭の初日で、入口に二分咲きとある。昨日訪ねたSさん夫妻が二分咲きと話していた。

土曜日で人出の中、どの程度か3人で一回り。そう広くはない園内にアヤメは咲いているが、種類で咲き具合が違う。八分程度のグループもあれば、咲き始めや蕾の儘のグループもある。咲き具合の良い菖蒲を探しながら、ゆっくりと巡る。咲く花は紺や薄紫、白い花が主で、地味な感じ。花の固まりを見付けてはシャッターを切った。真ん中の水郷には野良着の女船頭が漕ぐ舟が出ていて、カメラを向けたが遠すぎる(写真下)。

佐原市街へ出て昼食。Hさんに麦酒付きのお蕎麦をご馳走なった上、JR佐原駅まで送って戴いた。大変お世話様でした。 (2017/06/27 K.K. 1117/1200)

◇日時 2017/6/3 ◇天候 晴 ◇交通費 1,100円 ◇歩行距離 8km 11,000歩
「通過時間等」宿泊先9:30-府馬の大クス10:00-香取神宮10:50=要石11:15-佐原あやめパーク12:00/12:20-JR佐原駅13:52-京成成田駅14:39-都営本八幡駅15:40-三田線神保町駅16:04-自宅16:40