京都立命館大学で開かれた学会研究会に参加した後、義経が牛若丸時代に修行した地として有名な鞍馬山を訪ねた。
叡山電車で鞍馬駅へ ホテルフロントでルートを確かめ、京阪三条駅に向かう途中、本能寺に立ち寄る。同寺は織田信長が光秀に討たれた所である。現在の本能寺は移転し場所が違うが、信長の立派な廟があった。鴨川を渡り地下駅京阪三条から出町柳駅で叡山電車に乗り換え、鞍馬駅に下車する。予報は雨だがどうにか持っている。
鞍馬寺 仁王門で鞍馬寺拝観料を支払い、愛山料というネーミングに感心する。昨日京都駅案内所で入手した地図を見ながらゆっくりと金堂から奥の院を目指す。雨後の緑は目に染みるよう。古池や滝を巡って杉の大木のある由岐神社に至る。有名な鞍馬の火祭りはここで行われるらしい。古社の趣を遺す本殿に参拝して先に進む。義経供養塔を過ぎると九十九折となり、四脚門を通って金堂に着いた。
参拝者に混じって家族の健康をお願いした後、売店で絵馬を求めた。あうんの虎が描かれた珍しいもので、魔除けという。確か今年は未だ2枚目の筈 実は3枚目だった。小憩し筧で水を汲み、奥の院に向けて腰を上げる。移築された与謝野晶子の書斎冬白亭先から次第に悪路となる。
牛若丸伝説 小さな峠を下ると僧正ガ谷不動堂。謡曲鞍馬に出て来る鞍馬天狗と牛若丸が出会った地という。義経を祀った堂があり、彼の悲運を哀れみ、手を合わせた。木の根道を進むと、根が浮き出るのは岩盤が固いせいと説明があった。山で根だらけの道に時々出会うが、ああ、そういうことかと納得した。奥の院魔王殿に着き、社殿内で休憩してさっき汲んだ水を飲む。この辺りが頂き(標高584m)か。
貴船神社へ 奥の院からは貴船神社に下山する。西門を出ると谷川に沿って料理屋が立ち並ぶ貴船の地。川床で有名である。神社は直ぐ見付かり僅かな賽銭を上げて頭を垂れた。境内に、おみくじを水に浸すと浮き出る水占斉庭があり参拝者が運を試していた。小生はペットボトルに霊水を汲み足し、土手一面に咲く白い花は、雪の下と巫女さんに教えて貰った。
貴船神社奥の宮は次回に回し、和泉式部恋の道と呼ばれる貴船川に沿う道を下り、貴船口駅に出る。雨が降り出し駅舎に逃げ込んだ。電車の中で、小さな峠にあった義経公背比石を見逃したことに気付いた。(00/06/11 124)
追 記 鞍馬山は牛若丸修業の地と思っていた。ところが鞍馬寺他、堂宇が並び山を覆いつくしている感さえあった。山自体は低山だが、上下も結構急で、特に貴船への下りは中々であった。帰途に、二条城を見学した。


































































