隣の埼玉富士見に菖蒲園から貝塚公園を歩く

前々週、前週と遠出が続き、疲れがなくはなく、今回は近くに歩く先を探した。菖蒲の時期でネット検索したら、隣の埼玉富士見市の山崎公園に咲いているとの情報を得た。東上線鶴瀬駅が最寄り駅で、我が家から近い上に初めての地で、軽ハイキングには丁度良い。早速実行に移した。先日入梅が宣されたが、本日もその兆候はなく晴れ。

 小さな公園小さな菖蒲園 バスで東武成増駅へ出て、鈍行に乗り鶴瀬駅に降りた。家を出てから1時間以内で着き、駅構内に地図や関連パンフを期待したが見当たらない。資料はないが、頭に入れた地図で、駅を出て大通りを右へ歩き出し、川を目指す。想定内に橋があり、川沿いに下る。後に江川と知る。地元の方に尋ねると公園はこの先とのことで、間違っていない。緑地帯が前方に迫り、踏み入ると目指す山崎公園。江川と土手の間の細長い公園だが広くはない。散策者がチラホラ。真ん中の池に菖蒲があり、満開前の八分咲か(写真上)。せせらぎ菖蒲園とある。近付いてカメラに収めた。ネットでヒットする位だから、もう少し大々的な園かと思っていたが、こぢんまりした菖蒲園。

先へ進むとポピーが咲いているが遅めで弱々しい。芥子の花のことで、原色の花は目立ち過ぎる位。種類によっては麻薬になるポピーもあるらしい。埼玉も東秩父の牧場に大規模に咲くと知ったが、何故か足が向かず、来年に回した。

 縄文時代当地も海辺 公園先から反対側へ出て、水子貝塚公園を探す。大通りを行くと、案内板があり、私の歩く方向とは90度違い、戻って修正。当地は田園地帯の中で古い農家がある。右手に公園が現れ、水子貝塚公園。真ん中が広場で、数個の竪穴式住居が復元されている(写真下)。遊歩道に従い一回りするが、貝塚跡はない。説明板を見ると、縄文時代は当地まで東京湾が川沿いに入り込んでいたとある。本当かなと思わないでもないが、約6000年前のことで、貝塚が証明しているのだろう。以前足立区の同様の施設で、やはり足立周辺にも東京湾が迫っていたとの展示を見たこと思い出した。展示館へ入ると貝塚が保存してあった。

駅へ出るバスはなく、展示館受付で、東上線みずほ台駅への徒歩ルートを教えて貰う。意外に近くて分かりやすく、20分程で駅に着き、成増駅から帰宅。暑くなる前に歩き終えることができた。(2017/07/03 K.K. 1118/1200)

◇日時 2017/6/10 ◇天候 晴 ◇交通費 500円 ◇歩行距離 11km 15,000歩
「通過時間等」自宅7:55-東武成増駅8:25-同鶴瀬駅8:50=江川の橋9:05=山崎公園9:15/9:25=水子貝塚公園9:45/10:05=東武みずほ台駅10:33-同成増駅11:00-自宅11:20

故郷の恩師からです。『いつもの山歩き里歩き1100回とは、よくがんばったものと感じております。これも健康あってのことですね。・・・拙句”「山歩き 里歩き紀行」百までも”』有り難うございました。