都内阿佐ヶ谷から高円寺へ

 購読紙に阿佐ヶ谷散策のガイド(「我がまち再発見阿佐ヶ谷編」22.11.10,17讀賣夕刊)を見付け、直ぐ実行に移した。前三回で遠出が続き丁度良い。しかし、阿佐ヶ谷付近は訪ねたことがなく、手許の地図でトレースしたが、神社の掲載がなく、住所の地番から想定した。アクセスは新聞ガイドがJR阿佐ヶ谷駅からだが、私は地下鉄丸ノ内線南阿佐ヶ谷駅からとした。

 ケヤキ並木、商店街、神社 三田線春日駅から大江戸線へ乗り換え、中野坂上駅で丸ノ内線荻窪駅行きとした。初めてではないと思うが、それに近い乗車。南阿佐ヶ谷駅に着き、地上へ。古い地下鉄は、今の大江戸線ほど深くはなく、階段を上がると杉並区役所前へ出て中杉通りで、両側はケヤキ並木が続く(写真上)。初めて眺める風景だが、杉並区の中心街としては風情がある。正面に見える高架はJR中央線のようで、意外に近い。
 最初のポイントは馬橋稲荷神社だが、駅付近には案内地図なく、事前に調べた方向の小路へ入る。下町風の商店街から住宅街となり、この辺りからはいつもの山勘。高い樹々が見え近づくと、境内横から馬橋稲荷神社であった。

 鎌倉期創建の古社のよう。本日日曜日で参拝者があり、七五三参りの家族も見える。参拝し、コロナ退散と孫達の成長をお願いして、正面の参道を戻る。大きな石の鳥居があり、龍が巻き付いた彫刻で珍しいとある(写真中)。カメラに収めた。
駅付近へ出て、往きに探し損ねた青面金剛像を探す。阿佐ヶ谷パールセンター商店街中ほどに見付かった。江戸期に建てられたもので、前の通りは鎌倉古道であったらしい。
 阿佐ヶ谷駅を高架下で越し、阿佐ヶ谷神明宮へ。右先に神明宮はあった。能楽堂もあり立派な神殿。日本武尊東征に纏わる社という。こちらも七五三参りで賑わっている。本殿の前に庭を挟んで拝殿があり、ここで手を合わせた。社務所前の椅子で暫く休憩を取った。

 天気の神様へ 阿佐ヶ谷駅から高円寺駅へ一駅中央線に乗り、高円寺駅前の氷川神社へ向かう。同社境内に日本唯一の天気の神様、気象神社が在り、興味を惹いた。氷川神社の隣に鎮座する小さ目の普通の社が気象神社であった(写真下)。旧陸軍気象部の構内にあったが、戦後当地に遷座されたという。私は、テレビの天気予報の中で知ったと思う。
 両社に手を合わせて、駅へ戻る途中に、長孫が勤める金融機関の支店があり、創業70年と知って、帰途の車中からメールすると“そうだよ”と返信があった。(2023/1/5 K.K. 1488/1500)

◇日時 2022/12/4 ◇天候 晴れ ◇資料 「我がまち再発見阿佐ヶ谷編」22.11.10,17讀賣夕刊 ◇交通費 550円 ◇歩行距離等 10,000歩 7㎞ 
「通過時間等」自宅8:45-大江戸線春日駅9:15-丸ノ内線中野坂上駅9:58-同南阿佐ヶ谷駅10:10=馬橋稲荷神社10:30=青面金剛像10:50=阿佐ヶ谷神明宮11:05=JR阿佐ヶ谷駅11:20-同高円寺駅11:25=気象神社11:30=JR高円寺駅11:40-三田線水道橋駅12:11-自宅12:45