船橋大神宮から谷津干潟へ歩く

 ラジオからだったと思うが、船橋の神宮に本社の外に境内に10数社の小社がある大神宮があると知った。どんな神社かなと気になった。調べると京成本線大神宮下駅があり、最寄り駅と知る。地図を眺めて、近くに船橋港があり、谷津干潟へも歩ける距離と分かった。
 神保町駅から都営新宿線、そして京成八幡駅から京成本線に乗れば安近短のコースである。最近千葉は歩いていないので丁度良い。

 意富比神社、燈明台 都営新宿線神保町駅から千葉方面行きは久しぶり。終点地下鉄本八幡駅から階段を上がり京成八幡駅で京成本線に乗った。船橋駅の次の次が船橋大神宮下駅、高架ホームから左手先にそれらしき社が見えた。
 駅前から坂道を上がった先が意富比(オオヒ)神社が船橋大神宮の本社で、日本武尊や天照大御神を祀った古社とある。鳥居下から参道を進み、拝殿前で参拝。いつもながらコロナ退散をお願いしたが、僅かな賽銭ではご利益が薄いのだろうか。
 祠が並ぶ小社を眺めながら境内をうろついていたら、右側高台に燈明台があった(写真上)。ここから海、江戸湾を照らしたのだろうが、埋め立てで海岸線が遠のいたのであろう。幕末の戊辰戦争の際、焼失したが直ぐ再建されたとある。

 船橋漁港 境内を出て、坂道を下り京成本線高架下を過ぎ、大通りを避けて直進する。そうしたら運河らしき河口があり、船も係留され船橋漁港(写真中)と知る。先程の燈明台の存在も納得である。
 京葉高速道路下を進み、次の交差点で右折して高架を出た先が船橋競馬場前。更に行き大通りを越すと団地となり、習志野市内に入っていた。

 巨人軍発祥の地碑 団地の前が谷津干潟だろうと山勘を働かせると当たった。同干潟は二度目だ(13.6.2)が、この時期渇水期で水面が後退しススキ原が目立つ。干潟沿いの遊歩道には散策する方、ジョガーも見える。公園広場へ至り、讀賣巨人軍発祥の地碑があったのではと思い出した。間違えたかなと谷津バラ園前へ回ると、巨人軍発祥の地碑があった(写真下)。
 1934(昭和9)年大リーグオールスターチームが来日し、当地の球場で六大学選抜チームと練習試合をし、その後選抜チームが日本初のプロチームから讀賣巨人軍となり、水原や沢村も選ばれていたという。当時の正力オーナーの外、ジャイアンツの有力選手の手形がある(写真下)。カメラに収めた。
 バラ園は季節外れだろうと入園は省略し、京成本線谷津駅を探し歩いて、電車を待った。(2023/1/11 K.K. 1489/1500)

◇日時 2022/12/11 ◇天候 晴れ ◇資料 東京地図出版「関東甲信越大都市圏道路市街地図帖・市川・船橋」2001 ◇交通費 360円 ◇歩行距離等 12,000歩 9㎞ 
「通過時間等」自宅8:55-新宿線神保町駅9:32-京成本線本八幡駅10:10-同大神宮下駅10:35=意富比神社10:40/11:00=船橋漁11:10=谷津干潟11:30=巨人軍発祥の地碑11:45=京成本線谷津駅12:08-新宿線本八幡駅12:34-三田線神保町駅13:08-自宅13:45