都内世田谷下北沢を初めて歩く

 購読紙から世田谷下北沢の街ガイド(「我がまち再発見」22.12.15、23.1.5讀賣夕刊)を見付けていた。下北沢は小田急沿線の高級住宅街との印象があった。そんなことからか下北沢は縁がなく、訪ねたことがない。演劇の街とマスコミから知る程度。ガイドを参考に歩いてみることにした。新宿駅へ出て小田急線に乗れば近い。我が家から1時間程度だろう。

 下北沢本多劇場  小田急線下北沢駅は最近改造されて、線路、ホームは地下化されていた。下北沢駅で交差する井の頭線高架下のミカン下北を出て、駅から近い本多劇場へ。回り道してしまったが劇場の前へ出た(写真上)。劇場の街下北沢のシンボルで、1982年元演劇人が建てた個人経営の劇場としては立派なものだろう。カメラに収めた。反対側にも小さな劇場があった。飲食街を行く。中華店が多い。左手が小田急線路跡の広場でイベント会場らしい。先へ直線的に空き地が続いているが現在は公園か。

 富士見教会、森巌寺 戻って茶沢通りを下る。また左手に劇場があった。井の頭線高架下先から左折し、富士見教会を探す。高台で、富士見に相応しい地だろう。しかし教会は見付からない。諦め次の森巌寺へと分岐小路を進むと、それらしい掲示板があり見上げると十字架を掲げる教会。1936年建設の木造2階建て。住宅街の下り坂となり降りた地右側が寺院。家康次男の戦国大名結城秀康縁の古刹とある。幼稚園が併設されていた。反対側が北沢八幡神社。広い境内の石段を上がって参拝。僅かな賽銭でコロナの終息と孫達の成長をお願いした。

 坂口安吾文学碑 住宅街から北沢川緑道へ出て、代沢小学校の塀前に、坂口安吾の文学碑があった(写真下)。1925年文吾は当校が分教場時代代用教員を務めたという。茶沢通りから南口商店街を抜けて下北沢駅へ戻った。
 歩き足りないので、新宿駅途中の小田急代々木八幡駅に降りて、“春の小川歌碑”に寄る。駅から商店街を抜け線路沿いに歩くと“春の小川通り”へ入った。小田急線沿いと調べていたので,そのまま小路を進むが出会えない。諦めて、大通りにバス停があり、新宿駅行きのバスを待った。(2023.2.27 K.K. 1497/1500)

◇日時 2023/2/1 ◇天候 晴れ ◇資料 「我がまち再発見」22.12.15、23.1.5讀賣夕刊 ◇交通費 290円 ◇歩行距離等 14,000歩 10㎞
「通過時間等」自宅8:45-三田線神保町 9:25-小田急新宿駅9:45-同下北沢駅10:05=本多劇場10:15=線路跡公園10:25=富士見教会10:45=森巌寺10:55=北沢八幡神社11:05=坂口安吾文学碑11:15=小田急下北沢駅11:35-同代々木八幡11:50=春の小川通り12:00=代々木バス停12:15-大江戸線西新宿駅12:45-三田線春日駅13:00-自宅13:30