東海道本線で沼津御用邸記念公園、三嶋大社を巡る

 JR東日本大人の休日俱楽部パス利用最終日は、沼津、三島行きとした。JR東海内で、パス利用の圏外だが、熱海駅から近く別途の負担は少ない。沼津では、御用邸記念公園を訪ね、三嶋へ戻り大社へ参拝したい。伊豆の一之宮である。静岡は、都内よりは温暖の地にも期待した。

 熱海駅で静岡行きへ乗換え JR池袋駅から熱海行き特急に乗車。山手線を大崎駅から湘南ラインで、武蔵小杉駅そして横浜へ出て東海道本線を走った。初めての乗車で、スマホで調べると貨物線利用ラインとある。2時間程で熱海駅に着き、静岡行きに乗り換えた。丹那トンネルを抜け三つ目の駅が沼津駅で、下車。案内所で徒歩では遠くバスを教えて貰う。タイミングよくバスがあった。沼津は、沼津アルプス歩いた時(09.5.16)以来。バスは市街地から市役所前を通り、住宅街御用邸前バス停に降り、直ぐであった。

 黒松林の中の御用邸 御用邸は駿河湾に面した黒松林の中にあった(写真上)。明治26年造営という。先の大戦で本邸は全焼したが、周囲の附属邸宅が現存し、昭和45年から一般開放とある。早速入園し、黒松林の中の園内を歩く。日曜日なのに見学者は少ない。西附属邸前から広い中央部を巡る。案内はないが本邸跡だろう。沼津垣という防風・防砂用の独特のご当地垣根があった。そして、駿河湾へと東附属邸連絡口を抜け、海岸へ出た。目の前に海が広がり静かである。しかし、富士は雲の裏か。左手の山々は沼津アルプスだろう(写真中)。前半だけ歩いて、後半は残してあるがもう無理かもしれない。東附属邸を右に見て、塀沿いに中央部に戻る。途中、歴史民俗資料館に寄ると、漁具が目に付いた。大小様々な創意工夫を重ねた漁具があり大半は初めて見るもので、沼津は漁港の街と改めて知った。バス時間が迫りバス停へ。

 三嶋大社に参拝 沼津駅から三島駅は隣駅。三嶋大社は再訪で、凡その道順は頭にある。駅前大通りを行き、旧東海道との交差点を左折すると表参道であった。こちらは参拝者が多く、参道を往来している。正面の本社殿に参拝。社殿はやや大きめの社だが(写真下)、記憶よりは小さ目。いつもと同じようにコロナ退散と孫達の成長をお願いした。当社は源頼朝が再興を祈願した社と知っていたが、一時伊豆蛭が島に流されていたからか。境内に政子と二人の腰掛石があった。三島駅へ戻って、熱海駅から特急で帰京した。(2023/2/20 K.K. 1496/1500)

◇日時 2023/1/22 ◇天候 曇 ◇交通費 JR東日本大人の休日俱楽部パス+1470円 ◇資料「沼津御用邸記念公園」、三島商工会議所「みしまっぷ」 ◇歩行距離等 15,000歩 11㎞ 「通過時間等」自宅8:15-JR巣鴨駅9:00-同池袋駅9:14-同熱海駅11:14-同沼津駅11:50-沼津御用邸記念公園12:05/12:47-JR沼津駅13:08-同三島駅13:15=三嶋大社13:30=JR三島駅14:09-同熱海駅15:08-同東京駅16:36-三田線巣鴨駅17:00-自宅17:30