蓮池で切り上げた内牧公園ハイキング

近郊に歩く先を探した。購読誌新ハイキング6月号に、”古隅田川と内牧公園”が見付かった。最初に手にした時チェックしたようで、付箋してある。蓮池がコースポイントの一つで、花は現在も楽しめるとある。距離的にも埼玉春日部で遠くはない。暑さが気になるが、冷たい水を持ち、午前の早い時間にすれば何とかなるだろう。

 春日部八幡から古隅田川へ 事前に略図を眺めていたら、スタート地八木崎駅付近は一度訪ねた地と気付いた。数年前、他の用事で夕方通ったことを思い出した。JR板橋駅から乗った埼京線を大宮駅で東武線に乗り換え八木崎駅に降りると、やはり見覚えがあった。右へ行き、春日部八幡神社参道を進み参拝。入口には、春日部の名主が幕末に建てたという業平の”いざ言問わん都鳥”の句碑があり、前回も眺めた。駅方向へ戻り、16号を歩道橋で渡り、古隅田川緑道を見付け小径に入る。大分歩いた突き当たりが古隅田川であったが、現在は用水路。土手に蛇がいて、久しぶりの出会い。橋を渡り集落内に藤森稲荷神社を見る。コースでは古墳群を通るようだが、興味がなく直進。これが災いし、しかも目安にした石碑が違っていて道を誤り、反対側へ出てしまった。気が付き戻り、地元の方に尋ねて、内牧公園へ。

広い内牧公園 小さな林を抜けてびっくり。目の前に水田地帯が広がり、両側には森林が続き(写真上)、右の森内が内牧公園のようだ。春日部にこんな田園地帯があるとは知らなかった。東京のベッドタウンの延長だろうと思っていたからだ。自然に覆われた遊歩道は日射しを避け、快適。ジョガーや散歩者もあり、水田には作業者も見る。公園にはアスレチック広場がある筈だが、中々見えて来ない。それ位広い森林公園。公園内に入ると駐車場からバス停があり、その先にアスレチック広場があった。目指す蓮池はまだまだ先。

終わっていた蓮の花 また遊歩道を行き、森林公園が終わった地に蓮池、黒沼があった。近づくと蓮の花はあるが超疎ら(写真下)。咲き終えたのが大半のよう。カメラに収めるべく内部へ踏入り探したが、アングルが見付からない。それでも、2,3度シャッターを切った。暑さが増し始め、コースは残るが、ここでハイキングを切り上げようと園内バス停へ戻ることにする。森内の踏み跡を辿ったら薄い道は消えてしまい、また遊歩道を歩く外はない。バス停で時間を確かめると、本日月曜日は走らないとある。こんな変則な自治体バスもあると知り、街道筋へ出て路線バスの停留所を探す。県道へ出て見付かったが、春日部駅行きは30分後。木陰に腰を下ろし、水を飲んで待つ外はなかった。(2017/08/12 K.K. 1127/1200)

◇日時 2017/7/24  ◇天候 曇り ◇交通費 1,420円 ◇資料 宇山清太郎「古隅田川と内牧公園」新ハイキング740号134頁 ◇歩行距離 14km 19,000歩
「通過時間等」自宅8:20-JR板橋駅8:50-東武大宮駅9:22-同八木崎駅9:45=春日部八幡宮9:55=古隅田川緑道10:20=古隅田川10:30=藤森稲荷神社10:40=内牧公園入口11:00=蓮池黒沼11:30=共栄大学入口バス停12:27=東武八木崎駅12:59-JR大宮駅13:33-三田線新板橋駅14:05-自宅14:30