総武線を乗り鉄し銚子港を眺める

 JR東日本割安パス最終日は、総武線乗り鉄で、銚子駅往復とした。前日八戸から帰って疲れが残り、遠出は避けたい。特急利用なら昼頃からでも夕方に帰宅できると分かった。以前青春18切符でも予定したが実行していない。その時Sさんにも話しているので、今回は下見ということで、了解を得なくてはと思う。

 千葉、佐倉、成東通過 現在総武線の始発は東京駅である。地下鉄大手町駅から近いホームで、地下を歩いて東京駅改札から更に地下へ降りた。特急は速い。止まる駅も少なく、錦糸町駅から本来の総武線へ入り、千葉駅を通過。千葉市郊外はベッドタウンで、この辺りから通勤する同僚達も多く、現在もお住まいである。佐倉駅から成東駅を過ぎる。佐倉はあのミスターの出身地で、高校後輩は郷土の英雄だと言った。テレビで未だお見掛けする。成東はハイキングの思い出がある。隣の東金市出身の方と机を並べた時があり、関東ふれあいの道伊藤左千夫生家コースを一緒に歩くことになり、成東駅に待ち合せたら母上もご一緒で、同行し案内して貰った。途中彼女の高校時代の自転車通学路も歩いた(09.4.5)。

 OB会の思い出 特急は、終点銚子駅へ向け走っている。OB会を九十九里浜で開催したことがあり、旭駅が最寄り駅であった。私は、その前に横芝駅に降り、中世の坂田城跡を往復した(17.6.2)。海が近い筈なのに、森の中で海は見えない。飯岡でもOB会を開いたことがあり(08.4.6)、家内も一緒で、佐原を訪ねた後で、成田線経由であったと思う。やはり東金在先輩Oさんにお世話になった。

 漁港と醤油の町 銚子駅に着き、予定通り漁港へ。正面の通りを歩いて、利根川。思ったより大利根の河口は広くはない。漁港も同じで、小型の漁船が係留してある(写真上)。カメラに収め戻り、途中白幡神社に参拝。駅前通りの広さに違和感があり、スマホ検索すると、当地も終戦間際空襲を受けたとある。津や富山、青森もそうであった。

 駅構内に醤油樽が展示してあり(写真下)、醤油の町銚子のモニュメントで、現在もヒゲタやヤマサの大手会社がある。商標登録証を思い出し、調べると、濱口儀兵衛名義で、登録制度開始直後の明治18(1886)年6月15日に第272号(右図)として登録を受けていて、拙著に引用掲載してあった(「商標法の解説と裁判例」6頁)。
 駅前で名物醤油味ぬれ煎餅を求め、東京行き特急に乗車。地酒も忘れず、呑み鉄である。千葉手前で、当地在のTさんへメール。総武線乗り鉄を楽しんでいる旨である。彼は、商標情報サイトを開設している方で、私もお世話になっている。銚子の新鮮な魚はどうでしたかと返信があった。残念ながら、今回はそのチャンスはなかった。(2020/10/7K.K.1351/1400)

◇日時 2020/9/12 ◇天候 曇り ◇交通費 JR東日本パス ◇歩行距離等 4km 5,000歩 ◇資料 「観光ガイドマップ銚子散歩」「通過時間等」自宅12:30-大手町駅13:15-JR東京駅13:40-同銚子駅15:30=銚子港15:50=白幡神社15:55=JR銚子駅16:39-同錦糸町駅18:25-三田線水道橋駅18:47-自宅19:20