新河岸川志村橋を渡り、浮間に北向地蔵を訪ねる

 一時板橋近郊を集中的に歩いていた。今年の花見ハイクも板橋から北区内で、浮間池から新河岸川へ出て、志村橋袂であった。その時、コース内の社寺も巡ったが、浮間にある北向地蔵を見逃していた。多分近くの桜並木通りに目を奪われたのであったろう。その北向地蔵参拝をと、板橋から北区へ新ルートを描いた。最近新潟や福島と遠出が続き、丁度良いだろう。

 西台駅から新河岸川へ 今回は、三田線西台駅をスタートし、舟渡大橋を目指した。初めて歩くコースだが大橋は直ぐ先で、新河岸川は意外に近い。右岸を下り始める。次の蓮根橋を渡り左岸へ。この時期流れは多くはない。昨春歩いた時川内からコンクリート堤を乗り越えた場所があった。垂直壁の梯子に苦労したのを覚えている。現中山道の志村橋は幅広い。天城山で足を怪我して駆け込んだ志村橋外科は左手にあったが、見当たらない。そのまま2週間入院し家内には世話を掛けてしまった。25年も前のことであった。
 浮間地区 また右岸を行き直ぐ平成橋。志村橋へ向けシャッターを切った(写真上)。左手河畔にはマンションが多いようだ。長後さくら橋手前から左折し、JR浮間舟渡駅へ方向を採る。少し距離があったが駅前通りを抜け浮間地区へ。
 本日も天候良く暑い。少しでも避けようと埼京線高架裏の小径へ入ると、彫刻像が置いてある緑道。本道へ戻って北区住民センターに寄る。当地の観光マップを貰おうとしたが、不首尾に終わってしまった。直ぐ先の専門店で、前回求めた好みの銘柄酒をと入店したがない。店員も滅多に入らないと応対してくれた。柳の下に泥鰌は2匹いなかった。

 北向地蔵に参拝 北向地蔵を探す。事前にネットで探したが出て来ない。北向観音で検索していた。信州別所温泉の有名観音様が頭に擦り込まれていたようだ。その時浮間2-4とメモし、地番を頼りに住宅街を右往左往。最後は地元の方に教えて貰い到達。確かにお地蔵様は北を向いている(写真下)。江戸期後半には荒川河川敷にあったが、大正期の改修工事で当地へ移されたとある。コロナ退散をお願いした。疫病阻止の役割も担っているとある。
 左手先が浮間池。氷川神社前から桜草圃場前を通過。桜草は花友と見物したことがあった。もう大分前のことである。大池には釣り人が見える。JR浮間舟渡駅前から東武練馬行のバスに乗車し、今回の里歩きは終えた。北向地蔵には参拝出来たが、観光マップとお好み酒は入手出来なかった。(2021/8/6 K.K. 1404/1500)

◇日時 2021/07/11 ◇天候 晴れ ◇資料 板橋区くらしと観光課「観光いたばしガイドマップ」「通過時間等」自宅8:30-三田線西台駅8:40=舟渡大橋8:50=蓮根橋9:00=志村橋9:10=長後さくら橋9:20=JR浮間舟渡駅前9:30=浮間区民センター9:50=北向地蔵10:15=浮間池10:25=JR浮間舟渡駅前バス停10:30-自宅11:00