厚木にレンゲショウマを探し、山中陣屋跡へ

 厚木在同級生のハイク友Kさんから、近くにレンゲショウマが咲き始めたからどうかと誘われた。異存はなく、日時を決め、近くに住む弟へも連絡したら、同行するという。厚木荻野の植物園周辺の地図を眺めていたら、山中陣屋跡公園が目に付いた。時間があったら寄りたい。Kさんに話してみようと思う。

 小田急本厚木駅に着いたら弟が待っていた。本日は私も約束時間前であった。駅前からバスに乗車し、Kさん指定のバス停公所で下車し、迎えの車で荻野運動公園へ向かう。広い公園で、体育館やサッカー場、プールがあり、その奥山側の一画が植物園のようだ。本日も天候良く暑くなりそうだ。
 広い植物園、咲き初めのレンゲショウマ 坂を上がって、入園する。遊歩道を少し進んで驚いた。谷あり丘あり池あり、そして樹林に覆われている。自然をそのまま利用した植物園。ガーデンの延長ではない。この時期目ぼしい花は見当たらない。上下する遊歩道を巡り、レンゲショウマを目指し奥へと入るが何処だろうか。Kさんが頼りだが、半周程したがなく、戻って探す。そうしたら、“あったよ”とのKさんの声。繁茂する野草に混じり、レンゲショウマの花が咲いていた(写真上)。咲き始めたばかりで、目ただない。丸い蕾を付けこれからだろう。カメラに収めた。この花は奥多摩の御岳山で出合ったこと(01.8.11)がある。土手の一画に沢山咲いていた。
 園を出た坂の途中に芙蓉の花があり、回り道して下から見上げる。大きな白い花が数個固まって咲いている。先ほど、Kさん宅の庭にカサブランカが咲いていた。私は白百合かと思ったが、Kさんがカサブランカと教えてくれた。

 山中陣屋跡 山中陣屋跡へ送って貰う。バイパス新道を走った少し先の左側にあった。水田先の丘の上で、現在は史跡公園(写真下)。そう広くはない緑地公園のようで、案内がなければ分からない。祠と石碑が建つだけで、広場は郭跡と思われ、僅かなうねりは土塁の痕跡か。1783(天明3)年、小田原藩大久保家の子孫が当初6,000石で分家独立し当地に陣屋を構えたという。2,3枚カメラに収め、バス停へ歩いた。
 先ほど、郊外レストランで昼食し、同級生や知人の消息を交換した。Kさんとは甲州街道を歩いて以来(15.10.4)と思う。地元の山仲間と歩いているようだ。今回は、案内して戴いた上に、お昼もごちそうになった。Kさん大変お世話様でした。(2021/8/18 K.K. 1405/1500)

◇日時 2021/07/18 ◇天候 晴れ 交通費 1600円 ◇資料 荻野運動公園「野草園」
「通過時間等」自宅6:55-新宿線神保町駅7:35-小田急新宿駅8:03-同本厚木駅8:58-公所バス停9:35-荻野運動公園10:00=植物園10:15/11:30-昼食-山中陣屋跡12:10=公所バス停12:32-小田急本厚木駅13:09-新宿駅14:15-三田線神保町駅14:27-自宅15:00