さいたまの与野公園バラ園から別所沼へ

 5月も半ば過ぎ初夏となり、花々が咲き美しい季節で、先日は鴻巣荒川にポピーを眺め巡った。原色の花は見頃で楽しんだ。そして、紫陽花、蓮、ラベンダー、紅花と続くだろう。山歩きから遠ざかっている昨今は、これらの花も追っ掛けている。ネット情報で、さいたま市与野本町にバラ園があると知り、訪ねることにし、さいたま市で近くに住む友人Sさんを誘った。
 
 Sさんの車で高島平を出発。足の故障が長引き、車の方が都合よいという。直ぐ大宮バイパスへ出て北上し、JR武蔵野線高架を過ぎると、市内へ右折し与野公園へ着いた。しかし駐車場が満杯で苦慮。私は降りバラ園を巡っている間に、駐車場を探してくれた。

 満開の与野公園バラ園 初めての公園で、思ったより広く、バラ園はその一画。多くの鑑賞者が出ている。早速園内を巡ると、バラの種類や花の色で分けて栽培されているよう。赤色系が多い(写真上)。殆ど満開の見頃で、僅かだが咲き終わろうとしているバラもある。そんな中、シャッターを切りながら歩き回る。我が生家隣町のバラ園名のあるバラもあり、交換栽培であろうか。
 一回りし木下で休憩。塚のような小山があり、富士塚かなと上がってみたが不明。麓に石碑があり、やっぱり富士塚であった。Sさんが戻って来てバラ園へ。私は、天祖神社から隣の池にある銭洗弁天様に挨拶。鎌倉時代畠山重忠が武州から鎌倉に向かう途中、武運長久を願って太刀を洗い武勲を得たとある。駐車した市内菓子店で、僅かな買い物をし、浦和の別所沼へ向かって貰う。

 メタセコイヤが繁る別所沼 別所沼はこれまでも数回訪ね、私のお気に入りの地。市内も中心で県庁も近いが沼のある静かな公園で、メタセコイヤの並木が美しい。寡って、詩人神保光太郎が住まい、多くの文学者たちと交流し、詩碑がある。彼は山形出身で、母校の大先輩でもある。
 沼の畔でSさんと分かれ、一人、深緑のメタセコイヤの下を歩く。真っ直ぐに聳える樹木は相変わらずで、沼畔に彩りを添えている(写真下)。20本から30本ほどであろうか。散策者やジョガーの外、絵を描いている人もいる。遊歩道を往復し、弁天島に寄る。
 別所沼会館で昼食。この会館には思い出がある。2019年あるOB会を開いて、夫婦会員全員出席であった。年一回開催だが、その後は例の事情で開いていない。皆高齢になり最後になり兼ねない。そんなことを考えながら、沼からJR埼京線中浦和駅へ歩いて、帰宅した。Sさんありがとうございました。完治を願っています。(2022/6/8 K.K. 1455/1500)

◇日時 2022/05/25 ◇天候 晴れ ◇交通費 170円 ◇資料 さいたま市公園緑地協会「別所沼公園」 ◇歩行距離等 8,000歩 6㎞ 通過時間等」 自宅11:00-与野公園11:30/12:10-別所沼公園(昼食)12:25/13:15=埼京線中浦和駅13:28-同浮間舟渡駅13:52-自宅14:25