4羽のカワセミに出会った町田恩田川

4羽のカワセミを追う 近くをウロウロしたが予定コース内の恩田川へ出て、高瀬橋から川沿いに遡上し始めた。高年男性がカメラを据え、川を覗き込んでいる。カワセミ狙いだなと察し、後の弟へも伝えようとすると彼もカメラを出している。広い川ではなく、対岸を見ると、いたいた小さなカワセミが。さらに数メートル先の川下にももう一羽。コバルトブルーの羽色が綺麗だ。弟に負けずと私も数回シャッターを切った。なんと眼下のこちら側にもやや大きな一羽を見付ける(写真上)。今度は望遠にしカメラを向けた。橋上からも狙うと、更に一羽いる。これまでも里歩き中そちこちで、同じような池や川に遭遇したが、いつもはカメラマンの方が多く、今回の川では逆。写り具合がどうだろうか。

深い森の芹ヶ谷公園 本日は、小田急沿線に町田の芹ヶ谷公園からかしの木山自然公園を歩こうと町田駅に弟と待ち合わせ、新宿方向へ戻り芹ヶ谷公園へ。私は神奈川県内と思っていたが弟に町田で東京都と訂正され、明かな思い違い。
住宅街裏に樹木に覆われた公園があった。入園前に側の神社に軽く参拝。当公園は、谷戸を整備し、池を中心とした公園で、園内は薄暗い程に雑木林に囲まれている。期待した菖蒲等の花はなく、石楠花が一本あるだけ。直線的に公園を抜け、次のかしの木山自然公園へ向ける。その間に恩田川が流れている筈。コース通りではないが、二度地元の方に道順を教えて貰い、住宅街を通り抜け恩田川へ出て、冒頭のシーンに出会った。

かしの木山自然公園へ カワセミ余韻を残しながら、川沿いに歩き三蔵寺橋から坂を上がって、かしの木山自然公園南口を見付けた。こちらの公園は雑木林が残る小山で、遊歩道はあるが周囲には草がボウボウに伸び、自然の儘のよう。チョウチョ採集中の人もいる。案内板には、鎌倉街道が遺るとあるが、歩いている遊歩道がそうなのだろうか(写真下)。鎌倉攻めした新田義貞の鞍掛松があるらしいが見付からない。管理事務所へ寄ってみたが資料は置いていない。ホタルブクロの花をカメラに収め、反対側北口へ下り帰路コースとなる。
小田急線を探し、線路沿いに町田駅へ戻る。途中から芹ヶ谷公園を左手に見ると、往路に重なり町田駅であった。駅前で昼食をし、弟はまた麦酒を付けてくれた。今回、彼の日程を優先したからか、ご馳走様。(2017/07/05 K.K. 1119/1200)

◇日時 2017/6/15  ◇天候 晴 ◇交通費 620円 ◇資料 新ハイキング社「東京近郊里山ハイキング 芹ヶ谷公園からかしの木山自然公園」169頁 ◇歩行距離 12km 17,000歩
「通過時間等」自宅8:20-新宿線神保町駅9:02-小田急新宿駅9:21-同町田駅10:00=芹ヶ谷公園10:20=高瀬橋11:10=かしの木山自然公園11:30=小田急町田駅(昼食)12:30/13:09-新宿線新宿駅14:00-三田線神保町駅14:10-自宅14:45

故郷の歌人S先生から、”こんなにも遠かったのかポストまで 免許返納し歩く2830歩”との山形県大会入選の短歌を戴きました。有り難うございます。