埼玉寄居へ出掛けた。脱巣ごもりハイクにしようと東武東上線から秩父鉄道のミニ乗り鉄を目論んだ。寄居では昼食にアユ料理を戴く。以前荒川崖上の寄居鉢形城跡を訪ねた時、対岸の古い建物が京亭というアユ料理店と知り、その後ハイク友と2,3度アユ料理を味わったことがある。同行者と東武池袋駅に待ち合せた。
東武東上線を乗り切る 奥武蔵を走る東武東上線は良く利用しているが、池袋駅からは滅多にない。途中の成増駅が私の最寄り駅。快速電車は成増駅を過ぎ、川越市郊外になって車窓には緑が広がった。終点小川町駅で寄居行に乗り継ぐと、途中にみなみ寄居駅がありびっくり。昨年末開業の新駅で、近くの自動車工場用らしい。寄居駅から料理店へ歩く。10分程だが、駅前が再開発中で、一変していた。3年振りだと思うが、案内所を兼ねた地元産品直売所の店や喫茶店は消えていた。
鉢形城跡対岸の京亭 新鮮なアユ料理を戴いた。同行者は美味と楽しんでいるが、ノンアルコールでは、私は今一。わざわざ前日アルコール類は出せないと電話があった。京亭は君恋しの作曲家佐々紅華の旧邸という。庭へ出て、荒川を眺めると流れは多めで、濁っている(写真上)。対岸の崖上が、戦国期北条氏支配の北端の拠点であった鉢形城跡で、同城は北条氏邦が護っていた。秀吉の小田原征伐で前田、上杉、真田軍に攻められて落ちたと思う。
秩父鉄道へ 寄居駅(写真中)で同行者に別れ、秩父鉄道で秩父へ向かう。平日の午後はダイヤが疎らで30分以上待つ。この沿線もハイキングで歩き、15年程前は右手の城峰山や破風山、陣見山、榎峠、長瀞アルプス・宝登山へ登ったが、最近は左手の山麓で躑躅や紫陽花、桔梗・女郎花、ムクゲの花と里歩きをし私の加齢を表している。東秩父高原でポピーを観て皆野駅へ出たのは3年前で、それぞれの乗降駅を通り過ぎ頭をよぎった。親鼻駅では蒸気機関車と擦れ違ったが、カメラを出すチャンスを逸してしまった。
最後は西武池袋線乗車 秩父駅で降車し秩父神社へ寄る。駅近くに境内があり参拝。左甚五郎作の彫刻が飾られている社殿(写真下)を一回り。未だ色あせない彫刻は本当に甚五郎作かなと初訪時疑ったが、スマホ情報でも肯定している。それなら重文指定でも良いと思うが。正面参道を歩いて、お花畑駅を越し西武秩父駅から東飯能駅を目指す。
ミニ乗り鉄も終盤で、八高線東飯能駅から川越駅へ出て東武東上線を予定していた。車中、スマホで乗換検索すると、川越駅着が18時を過ぎてしまう。八高線東飯能駅で30分以上待ちと分かり予定を変更し、西武飯能駅から池袋駅へ出ることにした。急行に乗り、19時前に帰宅出来た。(2021/9/4 K.K. 1407/1500)
◇日時 2021/08/20 ◇天候 晴れ ◇交通費 2.320円 ◇歩行距離等 8000歩 6㎞ 「通過時間等」自宅9:20-JR巣鴨駅9:55-東武池袋駅10:30-同小川町駅11:41-同寄居駅12:00=京亭12:15/13:30=寄居駅14:34-同秩父駅15:20=秩父神社15:30=西武線秩父駅16:07-同飯能駅17:08-JR池袋駅18:05-三田線巣鴨駅18:18-自宅18:45 |