菖蒲を求め都内綾瀬しょうぶ沼公園へ

 紫陽花と共に、菖蒲の花の季節である。ネット検索したら足立の綾瀬にあるしょうぶ沼公園がヒットした。都内や近郊の菖蒲園は殆ど訪ねているが、未訪の花園で飛び付いた。最寄り駅が千代田線北綾瀬駅で、こちらも乗降したことがない。駅傍でグッドだが、歩き足りない分、帰路は綾瀬駅まで歩こうかと考えた。

 北綾瀬しょうぶ沼公園へ 綾瀬駅はJR常磐線の筈だが、現在は地下鉄千代田線のみが乗り入れし、大手町駅で千代田線へ乗った。北千住駅を過ぎ地上へ出て荒川を渡り綾瀬駅で、一駅先の北綾瀬行きへの乗り換えだがホームの階が違い、初めてで戸惑った。
 直ぐ北綾瀬駅で降車し、駅前のしょうぶ沼公園位置を確かめると、出口斜向かいが公園で、その奥がしょうぶ沼ではなく、池のよう。小さな水車があり、湿地帯には菖蒲があるが、目に付く花は疎ら。咲く花を求め池端を巡る。花の種類を示す木札が揃い管理は行き届いているが、問題は花期か。次第に花も多くなり、それなりに花開く区画もあり(写真上)、咲く花を拾いカメラに収めながらゆっくり回る。ベンチは高齢者が占拠しているのは何処の園も同様。一回り半程し、偶々案内を見付けた東綾瀬公園へ向かう。

 東綾瀬緑道を歩く 道順を間違えたが、大通り先の右手の緑地一帯が目指す公園。樹林の奥にグランドもある。流れの傍に咲く黄色い花はシャガだろうか。デジカメを向けた。公園から綾瀬駅方向へ緑道が続いているようで、ラッキーと林の下を歩き続ける。涼しい緑道広場では、先生に連れられた園児達が遊んでいる。横目で眺め、孫達の幼い頃を思い出しながら、駅へと行く。緑道を抜けると、東京武道館横。綾瀬駅は近いなと歩を進め、駅裏へ出た。
 千代田線に乗り、町屋駅に降りる。往きの通過の際、ここで都電荒川線早稲田行きに乗り換え飛鳥山公園で、紫陽花観賞を思い付いた。町屋駅は、京成本線も交差し、相互に乗り換え可能と最近知り、利用を始めている。
 飛鳥の小径の紫陽花 都電を降りJR王子駅前から飛鳥山公園へ。この時期、飛鳥の小径と名付けられた紫陽花の咲く遊歩道が山裾に続き、私は数度観賞し、最近では5年前には花友を案内し満足して貰ったと思う(15.6.11)。山裾とJR線の間の道へ踏み込むと、花は咲いているが、何故か物足りない。これまでの経験から多分な期待からだろうが、花は色が薄く、いつもより花数も少ないような気がする。擦れ違う観賞者も少ない。シャッターを切りながら、奥へ入ると赤紫の花もあり、花数も増えたようだ(写真下)。これまでは小路を往復し紫陽花を楽しんだが、今回はそのまま坂を上がり飛鳥山を越し、また飛鳥山駅から都電早稲田行きへ乗車。新庚申塚駅から三田線西巣鴨駅へは少し距離があった。(2020/07/05 K.K. 1333/1400)

◇日時 2020/6/16 ◇天候 晴 ◇交通費 410円 ◇資料 昭文社「東京都市図18」 ◇歩数等 11,000歩 8km 
「通過時間等」自宅8:25-千代田線大手町駅9:13-同北綾瀬駅9:45=しょうぶ沼公園9:50/10:05=東綾瀬公園10:15=綾瀬駅10:42-都電荒川線町屋駅11:00-同王子駅11:15=飛鳥の小径11:20=都電荒川線飛鳥山駅11:40-三田線西巣鴨駅11:56-自宅12:20