品川に紫陽花を眺め、高輪ゲートウェイ駅に降りる

 今年も新聞に載った品川の紫陽花 いつものように朝刊を開いたら、都内版に紫陽花満開の記事があり、良く見ると品川中央公園の紫陽花(20.6.13朝日)。カラーで見事な満開の紫陽花の写真である。えっと、声を出しそうになった。2日前同じ公園へ出掛けたが、公園の一画に僅かに咲く花があるだけで、不満足であったからだ。私は、数年前、多分新聞情報で知り、同公園は紫陽花の名所だろうと思い、訪ねた。

 青物市場駅から品川区役所前へ 6月に入り、今年も初夏の花の季節がやって来た。満を持し、紫陽花の品川中央公園へ出掛けた。三田線から京浜急行線に乗り換え青物市場駅に降り、スタート。
 初めての地で駅裏の歩道橋上から、行く先ルートを確かめた。左手先に寺の屋根が見え、海晏寺だろうとそちらへ歩き出す。山門から本堂を覗き、右折し坂を上がる。旧仙台坂とある。大きな交差点を渡ると大井銀座商店街通り。大井町駅を過ぎ、右手にある品川区役所を探す。首尾良く区役所前へ至り、目指す公園はあった。
 しかし、紫陽花は通路沿いの植え込みに咲いているだけ。こんなものではないだろうと、中央へ入り高台から見回したが、紫陽花は見当たらない。通路沿いにポツンポツンと咲いているだけ。そう言えば、公園をネットで検索したが、紫陽花情報はなかった。
 公園一画に咲く紫陽花 折角来たから一回りしようとグランドの方へ行くと、小さな遊園地がありその先のコーナー一画に紫陽花があり、満開。少し低地で、見えなかったのだ。カメラを出し写しながら眺めるが、僅かな区画に咲いているだけ。通路の右土手には花は多い(写真上)が、左側2列ほど。私の外、観賞者はいるが数人。この程度でマスコミは取り上げるのか。同じ区内ならとは思うが、都内全域には大袈裟で、交通費を掛けて来るほどの花園ではないと思った。しかし後日、今年の報道を含め、季節感を伝えたもので、観賞先を紹介したのではないと気付いたが、遅かった。広くはない公園の外周を歩いたら、平成12年に、企業跡地を公園化したとあった。

 新設の高輪ゲートウェイ駅 JR大井町駅へ戻って京浜線に乗り、高輪ゲートウェイ駅へ。今年3月開設された山手線30番目の新駅で、見ておきたい。駅ホームーへ電車は滑り込んだが、乗客は殆どいない。降りた者も僅か。
 駅舎の天井は高く、ホームを含めすっぽり屋根で覆われている(写真下)。大きな体育館のようである。窓口もなく、駅員は見当たらず全て自動化のよう。周辺の通勤客専用なのだろう。私は、エスカレータで改札口へ上がり、高輪側へ出ると駅前は未だ工事中。都営浅草線泉岳寺駅へ歩いた。(2020/07/01 K.K. 1332/1400)

◇日時 2020/6/11 ◇天候 晴 ◇交通費 320円 ◇資料 昭文社「東京都市図68」 ◇歩数等 11,000歩 8km 「通過時間等」自宅8:35-京浜急行三田駅9:28-同青物市場駅9:50=旧仙台坂10:00=品川中央公園10:15/10:35=JR大井町駅10:55-同高輪ゲートウェイ駅11:05=都営浅草線泉岳寺駅11:15-三田線三田駅11:21-自宅12:10