昨日、信濃諏訪から蓼科高原に入ったら、紅葉が盛りで美しい。天候にも恵まれ、青空の下紅葉が映え、晩秋の信濃路である。そして、八ヶ岳の展望も素晴らしい。蓼科高原山中にある宿泊施設からも、八ヶ岳連山が正面に位置し(写真上)、夕方や朝も展望を楽しんだ。温泉、地酒付きである。
蓼科高原を歩く 本日は、蓼科高原内を歩き、蓼科湖を巡りたい。アクセスが心配だが、朝フロントで、送迎バス途中下車のアドバイスを貰った。運転手さんにことわると、もう一人降りますと、ご婦人を紹介してくれた。高原山中を下り、大通りビーナスラインへ出る手前で停車し、二人は降りた。ご婦人は当地滞在中で、時々歩いているという。
カラマツ林(写真中)から大通りへ出て、緩い坂道を上がり続ける。右手はゴルフ場だが、プレーヤは見当たらない。未だ時間が早いのだろう。バス停で、帰りのバス時間を調べると予定した時刻のバスはないようだ。立派なお寺の前を過ぎる。この辺りは自動車メーカーの用地で、その施設の外、寺も建立したとご婦人が教えてくれた。右先に建物が見え、湖は近い。
紅葉真っ盛りの蓼科湖 蓼科湖は、ビーナスライン傍にある小さな湖、否、池でレストランや土産店もある小さな観光地。本日も好天の中、人出もある。そして、紅葉は見ごろで、湖畔を彩っている。私は、時計回りに巡る。頭上の紅や黄の葉を時々は見上げながら、ゆっくりと歩く。スワン型の遊覧ボートも繋がれている。対岸の地へ至ると、こちらの紅葉も半端ではない(写真下)。シャッターを切った。正面に見える山は、霧ヶ峰の車山だろう。そして、右手は諏訪富士とも呼ばれる蓼科山。これらの山々は複数回登っている。記念碑があり、戦後開拓用に造成した灌漑湖と知った。
八ヶ岳山麓の思い出 今朝、宿泊先ベランダから八ヶ岳、そしてその下に広がる深い山麓を眺めた。左手の天狗岳山腹の森林地帯には、白駒池、高見石から渋温泉へのルートがあり、昨年下山で大難渋したのはあの辺りであろう(19.9.19)。八ヶ岳山域の広がりや深さを改めて目の当たりにした。
湖を一回りし、レストランでコーヒーを飲み休憩し、道の駅を覗きバス時間を調整して、正午前の茅野駅行きバスに乗車。駅前に着いたら、予定した特急列車が既に停車しているのが見えた。やむを得ず、次の鈍行に乗車。甲府駅で特急に乗り換え、17時前には帰宅可能と分かり、車内でビールを求め呑み鉄とした。(2020/11/24K.K.1361/14000)
◇日時 2020/11/01 ◇天候 晴れ ◇交通費 5,300円 ◇歩行距離等 8km 11,000歩 ◇資料 蓼科観光案内所「蓼科湖周辺のご案内」2020.4 「通過時間等」宿泊先9:10-ビーナスライン手前9:30=蓼科湖9:55=同バス停12:00-JR茅野駅12:45-同甲府駅14:16-同新宿駅15:45-三田線巣鴨駅16:05-自宅16:35 |