吉田口を馬返しから下る 富士急富士山駅から乗ったバスは、吉田口登山道を走った。10人乗り程度のライトバンで、4人の登山客を乗せ直線的な登山道を駆け上がった。馬返しに着くと、小さな広場に団体が準備していて皆1合目を目指し富士山へ取り付き、下ったのは私一人。雪大丈夫なのかなと心配しながら、冨士を背に吉田口を下り始めた。周囲は深い樹林帯、芽吹いたばかりの様相で、残雪の上を吹く冷風の影響だろうか。直ぐ大石茶屋跡。簡易舗装の林道を離れ並行する山道を、ストックを使いながら下る。旧登山道なのだろう。次の中ノ茶屋迄は距離があり、下り坂が緩むと右手に建物が見え、茶屋であった。珈琲を注文。滅多にないことだが富士山麓の名水に惹かれた。期待通り美味しいコーヒー。店の主人は、今年は雪が多く現在でも4合目迄あるという。
諏訪の森を通過 旧登山道を下り続ける。足下にはスミレが咲き、当地は未だ春も早春のようだ。上りのハイカーやジョガーと行き交うようになる。高架道路の下を通過した先で、外人グループと擦れ違い、中ノ茶屋迄の距離を尋ねられたが日本語であった。深い森はアカマツに変わり、諏訪の森で(写真中)、江戸時代谷村藩が防雪崩用に植林したとある。ご婦人ハイカーが追い付いて来た。挨拶を交わすと、彼女はどんどん先行し差が開いてしまう。私は相変わらず遅いなあと再認識したが、追わずにマイペース維持。
浅間神社から吉田へ 浅間神社へ向け、標柱に従い右折すると大通りへ出て、日本武尊が富士遥拝をしたという大塚丘の先が境内であった。参拝客が多い中並んで本殿前へ進み、参拝。家族等の健康をお願いする。社務所で赤富士を描いた絵馬を求める。長く広い表参道を出て、道順を確かめ駅へ向かう。(14.5.18)
富士山五合目からお中道を歩く
五合目からお中道を歩く 三連休の中日、高速バスは、都内から混んで渋滞にはまり、中央高速へ入るのに時間を要し1時間以上遅れ、五合目登山口に着いた。富士登山以来である(00.7.28,29)。登山者で賑わい、外国人が多いのは最近の傾向だろう。近くの小御岳神社に安全をお願いし、階段からお中道へ上がってスタート。
富士のお山は、雪はなく、黒い岩肌の大きな姿が頭上にある。標高2300mなのに暑い位。カラマツやダケカンバ樹林帯の中の平らな石畳の道。登山口とは一転して静かで、希に上がって来るグループには遭うが下るのは私のみ。両側には白い石楠花が途切れながらも咲き続き、綺麗。林が切れ下方が見えるが雲があり遠望はなく、南ア迄は見えない。砂礫に覆われた箇所が時々現れ、崩落箇所だろうか。靴がめり込み歩きにくい。
裸の富士は望めるが、登山者の列までは確認できない。そんな風景を繰り返しながら、お中道を行く。また家族連れや女性軍と交差したが、五合目迄かそれとも山頂目指しているのか。時々車の騒音が聞こえ、下のスバルラインと並行しているのだ。
御庭から奥庭へ そろそろ1時間近くなり、周囲の木々の丈が低くなり、右下に建物の屋根が見え出し、御庭と呼ばれる地域に入ったようだ。この辺りは森林限界地で、過去の小噴火口が点在するらしいが、今では分からない。右方へ下り始め、急坂もあり、持参したストックを使いながら慎重に下り続ける。スバルラインを横断する際、バス停がありバス時間を眺めて、奥庭へ下る。天狗の遊び場と呼ばれるとある。
河口湖駅に下山し1200回 売店前から天狗岩を見て、展望台へ上がる。旧噴火口という。お中道からの姿とは違う富士が正面に現れ、カメラに収めた。コニーデ型の裾は長く引き美しい。旧火口に沿い遊歩道を一回りし、急坂を上がりバス停へ。バスが直ぐ来て、乗車。満員で中へ入れない儘、スバルラインを下り、河口湖駅で富士急電車に乗る。こちらはラッキーにも高尾から新宿直通の快速で、席も確保できた。(18.7.15 112)
追 記 富士の山麓、裾野は広大である。私のハイキング先で、忍野八海、御室浅間神社(04.6.1)、富士山麓白糸の滝、浅間大社(12.8.13)、青木ヶ原樹海(14.5.17)を歩いた。富士五湖も広がる。



