浮間公園から新河岸川沿いに桜花を観る

 春の彼岸の日は雨であった。長男家族は前の日曜日に行ったと連絡有り、車は当てに出来ない。弟からは、ぽんちゃんのお墓参りは済んだかと、わざわざメールがあった。そんな訳で、本日に行くことしたが、既に東京では数日前開花宣言があり、咲き具合を確かめようと、浮間公園から荒川土手を歩き、墓参をし新河岸川の桜並木へと思い付いた。

 浮間公園は花見準備済み 本日は小雨だが、高島平駅前からバスで浮間公園へ向かう。JR埼京線浮間舟渡駅手前の公園口で下車し、入園。雨は止んだ中、大きな池を中心に公園は広がっている。元荒川の一部で、築堤で取り残されたという。池畔左の桜並木へ近付くと、もうぼんぼりが下がり花見準備は出来ている(写真上)が、肝心の花は開いたばかりで、12分の状態。これからである。ぼんぼりには板橋区とあり、池の左は同区で、右は北区と聞いたことがある。

 浮間地区の思い出 浮間には、少し思い出がある。旧職場関係の研究所や宿舎があり、同僚達が住んでいた。私も、土日に家族交換に訪れたり、仕事で遅くなった時や飲み会の後浮間経由でタクシー帰宅したこともあった。一度は、当時盛んであった組合の春闘支援集会が池端で開かれ、役員と高島平から自転車で参加したこともあった。その中にSさんがいて、同年代の彼とは親しく、良く旅情報等を提供してくれた。拙著500号紀行本を贈呈したら、色々指摘を含め手紙を戴いたが、最近は音信不通になってしまった。
浮間公園池を半周し、さくら草圃場前へ出て、花友Aさんと観賞に来たことを思い出した(14.5.20)。隣が氷川神社で参拝しようとしたが、本日バックが違い賽銭を不保持。通りから軽く手を合わせ、荒川土手へと上がった。次第に天気が良くなり、戸田橋を通過(写真下)。大分前だが青森東京間駅伝大会が行われていた時、戸田橋に最終区間中継所があって、アンカーがゴール大手町へ向け走ったと、Sさんが話してくれた。

 墓参し新河岸川へ ぼんちゃん達の墓のある霊園へ下りる地点を見極めながら土手上を行く。この辺りだろうと下るも一本手前の小路だったが、霊園へ歩き墓前へ進み、線香を焚きお参りし、ご無沙汰を詫びた。花は長男が飾ってくれていた。ちらちらと墓参者があり、雨で遅れたのは私だけではないようだ。
新河岸川沿いに歩くと桜並木があり、こちらは僅かに開きが早い。そして徳丸橋を渡り反対側の並木を見上げたら、五分咲き以上。南寄りで、陽当たりが違うのだろうか。携帯にも収め、友人達や北海道の孫達にも送ろう。徳丸公園の野球場、子供動物園を過ぎ高島平駅前であった。花見の下見と思いながら歩いたが、後日、埼京線利用する友人のSTさんを案内し満開の夜桜を楽しんだ。(2018/04/06 K.K. 1174/1200)

□日時 2018/3/22 □天候 小雨後晴 □資料 昭文社「東京都市図」2004年4月 □歩行距離 11km 15,000歩
「通過時間等」自宅11:25-高島平駅前11:45-浮間公園入口12:05=さくら草圃場前12:20=荒川土手12:30=戸田橋12:40=高島平霊園13:15=徳丸橋13:35=徳丸公園13:45=自宅14:00