東大和から玉川上水緑道を下る

先週長野から帰って、今週は軽い歩きにしたい。打って付けのハイキング先が浮かんだ。西武沿線だがガイド掲載のコースは殆ど歩いて、一つ残している。西武拝島線の東大和駅がスタート地である。多分、2時間足らずの歩きでは物足りないとして後回しになっていたと思う。現在では、丁度良いかもしれない。

 上水緑道に倒木 西武高田馬場駅に着くと折良く拝島線の電車が来て乗車。久しぶりの拝島線かなと思ったが、昨年コスモス観賞に、先の昭和記念公園に来たことがあった(17.9.18)。
東大和駅に降り、玉川上水の上水小橋へ向けスタート。小平グリーンロードで、木々が生い茂る並木道を行く。左手に見える森は東京都薬用植物園のようで、個人宅の屋敷林を超えている。雨が落ち始めたが傘を指すほどではない。 左手の玉川上水に近付き、案内板を確かめ上水内へ降りると小橋。ここで地下から姿を現し流れが下っている。反対側の右岸へ出て、上水緑道を、時々は流れを覗きながら下り始める(写真上)。倒木があり、折れた枝も落ちている。そして、数人の作業員が倒木を片付けている現場に遭遇し、少し迂回になった。先日の台風の被害で、それ程強風が吹き荒れ、私も土日を見送り、本日のハイキングになった。

 樹齢300年の大ケヤキ 小川橋から東小川橋に至り、玉川上水を離れ、コースポイント竹内家の大ケヤキへ回り道。住宅街から小学校前を過ぎ、大ケヤキならそろそろ屋根越しに見えるかなと期待したが、家屋が見えるだけ。青梅街道へ入ると小平上宿で、庭に大きな樹がある大農家が続く。小路を覗くと奥にそれらしい大木が見え、下に案内があり、高さ35m樹齢300年という(写真下)。アングルを探し二度ほどシャッター切った。
青梅街道へ戻り、反対側の神明宮に寄る。当地は江戸前期に小川九郎兵衛が開発した地で、その顕彰碑がある。そう言えば、小平には小川という地名が残り、知人に当地から通う同姓の方がいて、旧家の出と聞いていた。彼のご先祖だろうか。隣の幼稚園では小雨の中、運動会を続行中。私も途中から傘を指している。

再び玉川上水へ 小川寺の先から美大通りを歩き、また玉川上水へ。少し距離があった。武蔵野美大の外にも大学があり、学生達が往き来している。上水の流れを眺めながら下る。先程よりは広く水量も多いように見えるが錯覚か。普通の川とは違い途中で加わる支流はなく、むしろ分水しているのが玉川上水。前方に小さな鉄橋が見え、左折すると西武国分寺線鷹の台駅であった。JR国分寺駅へ出て、中央線で帰途に就いた。(2018/10/18 K.K. 1217/1300)

□日時 2018/10/4□天候 曇り時々小雨 □交通費 900円 □歩行数等 15,000歩 11km □資料 西武鉄道「西武沿線小さな旅 小平グリーンロード」平成11年、44頁
「通過時間等」自宅8:00-JR巣鴨駅8:40-西武高田馬場駅8:56-同東大和駅9:40=上水小橋10:00=東小川橋10:30=竹内家大ケヤキ10:45=神明宮11:00=玉川上水11:15=西武国分寺線鷹の台駅11:30-JR国分寺駅11:47-大江戸線新宿西口駅12:38-三田線春日駅12:55-自宅13:30