教育の森公園から江戸川橋へ都心を歩く

先日都内教育の森公園で、山形の芋煮会が開かれているとラジオから流れた。広い公園だろうが名前も聞いたことはない。都内のめぼしい公園や庭園は大体訪ねていると思っている。ネットで調べたら、都心も文京区内にあると分かり、我が家からも近い。近くの散策コースも思い付き、外国帰りの後には、丁度良いコースと思う。

 教育の森公園、占春園 私の通勤線三田線千石駅に降り、不忍通りを南行する。主要道路だが初めての地で、 坂を下り猫又橋を通過。左手の筈と小路へ入ると窪町公園から筑波大付属小に突き当たり右折し、教育の森公園だった。やはり訪ねたことのない公園で、回って正門から入園すると左半分程は工事中。木々もある園内だが、芋煮会をやる程の広さかなと首を傾げた。
奥へ進むと樹木が多くなり、都心とは思えない林の中。池もあり(写真上)、案内板を読むと、水戸藩分家の守山藩江戸屋敷の庭園占春園跡という。秋色に染め始めた遊歩道を一回り。嘉納治五郎像を見る。彼は柔道家と思っていたが、東京高等師範校長も務めたとある。当園は現在筑波付属小の庭園らしい。また教育の森公園へ戻り、紅葉を探しながら園を出て、春日通りを渡り、丸の内線茗荷谷駅。地下鉄だがこの辺りは地上を走っている。

 縛られ地蔵、馬琴墓 ここからは、西武沿線小さな旅のガイドに従い、有楽町線江戸川橋駅へと歩く。先ずは林泉寺に縛られ地蔵を探す。寺の案内に釣られ反対側から墓地に入り迷ったが、道路から直ぐの入口に見付かり、本当に何重にも縄が掛けられていた(写真下)。頭を垂れ、カメラに収めさせて貰った。坂を下った左手が滝沢馬琴の墓がある深光寺。本堂前にあり手を合わせ、参道を下ると右手が拓殖大学。私が中大二部に通っている時、珍しく拓大生の友人がいて通学は楽だよと言っていたのを思い出した。最近、拓大は箱根駅伝シード校だが我が母校は予選会からである。

 蛙坂、甘酒婆地蔵 ガード手前を右へ回り込むと蛙坂の案内。江戸期頃、当地は茗荷谷に代表されるように窪地、湿地だったことからのネーミングのよう。坂を上がり切支丹屋敷跡前を通る。禁止した後幕府が来日した宣教師等を幽閉した屋敷跡という。そんな施設があったと初めて知る。
高台を直進し、最後のポイント、甘酒婆地蔵のある日輪寺へ向かうが、墓地を見て表へ回ると、称名寺。隣が本法寺で、その先が目指す日輪寺であった。本堂左手に、小さな像があり、近付くとお婆さんの座像。甘酒が供えてある。軽く挨拶し、地下鉄有楽町線江戸川橋駅へ向けた。
今回、千石駅から江戸川橋駅まで公園や寺を巡り歩いたが、都内なのに全て新規な地であった。唯一見覚えあったのは、茗荷谷駅だけ。筑波附属小手前に林野会館があった。北海道在娘の義理の叔父さんが長い間役員を務めていた団体がある所だと思う。結納の時我が家へ来てくれたのが最初で、その後数回グラスを交わしたが、数年前早世された。高島平駅前でのお付き合いが最後になった。そんなことを思い出した。(2018/11/25 K.K. 1221/1300)

□日時 2018/11/12□天候 曇り □交通費 140円 □歩行数等 12,000歩 9km □資料 昭文社「東京都市図」27頁、西武鉄道「西武沿線小さな旅 江戸川駅発」81頁
「通過時間等」自宅10:00-三田線千石駅10:30=猫又橋10:45=教育の森公園10:55=占春園11:05=茗荷谷駅11:15=縛られ地蔵11:30=馬琴墓11:40=蛙坂11:45=甘酒婆地蔵12:05=有楽町線江戸川駅12:20-大江戸線飯田橋駅12:30-三田線春日駅12:36-自宅13:05