半端になった小田急自然ふれあい歩道伊勢原コース

 久し振りに弟と歩いた。今春の大山東山麓以来である。彼は平塚在住で、近くの小田急自然ふれあい歩道伊勢原コースにした。手元にコースガイドが残っていて、事前にpdfで送付した。私が伊勢原駅に着いたら、先着し待っていた。今回は約束の時間内だが、弟の方がいつも早い。

 伊勢原大神宮、十二社神社 土地勘のある弟のリードで、駅前通りにある鳥居下からスタート。この鳥居は大山にある阿夫利神社のものと知った。商店街通りを行き、伊勢原大神宮を目指す。思ったより距離があり、弟に付いて広い境内に入り、二社が並び外宮から内宮と参拝。両宮の他立派な社務所もある(写真上)。次の十二社神社は探し当てず、住宅街の中を右往左往。二度も尋ねてようやく集落の外れに見付かり、社殿前で、手を合わせた(写真中)。江戸後期に再建したとあるから古社で、社殿も古そう。時間を喰ってしまった。

 国道246号下を過ぎ、伊勢原も郊外の田園地帯のよう。火の見櫓があり(写真下)、カメラに収めた。未だ残っているのは珍しいだろう。耕雲寺前から大通りを渡り、左折し側道へ。ハイキングコースらしくなく、前の弟に声を掛けて戻り、次の小川沿いの里道へ左折した。そうしたら咳止地蔵尊の小社があった。私は、僅かな賽銭を入れ、風邪気味という孫の回復をお願いした。高2の孫は沖縄への修学旅行を控えて医者通いと聞いていた。

 右手の森の間にある建物は牛舎らしい。市民の森ふじやま公園には入らないで、直進を続けると大通りへ出て、東名高速道路下。左手先には大山が聳える。先ほど来、脚に疲れが出始めていて、調子が上がらない。コース半ばだろうが、弟にリタイアを伝えバス停はないかと聞く。通りにあって到着時刻を調べると少し間があり、次のバス停専大入口迄歩いて、バスを待った。左手先が日向薬師と弟が教えてくれた。
 8㎞程歩いただけなのに弟の前でだらしない姿だが、年齢には勝てない時期なのだろうと勝手に判断。十二社神社を探すのにウロウロして手間取りペースが乱れたのかもしれない。少し遅れてバスが来て、伊勢原駅に戻った。
 駅裏中華店で、昼食。弟は、晩酌のつまみを渡してくれた。先日の私の誕生日には好物の飲み物を送ってくれた。感謝で、お返ししなくてはと思う。
 後日、孫は修学旅行に参加し沖縄土産が届いた。咳止地蔵様への祈願の効き目があったようである。お礼参りは遠いので、あちらを向いて手を合わせた。(2023/12/7 K.K.1535)

◇日時 2023/11/15 ◇天候 晴 ◇資料 小田急「小田急自然ふれあい歩道伊勢原コース」 ◇交通費 1,440円 ◇歩行距離等 13,000歩 10㎞ 
「通過時間等」 自宅7:50-新宿線神保町駅8:25-小田急新宿駅8:40-同伊勢原駅10:05=伊勢原大神宮10:20=十二社神社10:45=咳止地蔵尊11:10=専大入口バス停11:49-小田急伊勢原駅(昼食)12:10/12:48-新宿線新宿駅13:55-三田線神保町駅14:09-自宅14:45
 読者Wさんから、「楽しく読ませていただいています。遅くなりましたが、1514号にあったカブトムシ型機関車についてですが、日本最初のカラー映画高峰秀子主演の「カルメン故郷に帰る」に登場したものかと思います。」軽井沢駅前展示の草軽電鉄の機関車です。ありがとうございました。