内房線から外房線へ乗り鉄を楽しむ

 1月後半利用のJR東日本大人の休日俱楽部パスが発売された。ここ数年毎回利用しているが、こんな厳冬期は初めてと思う。東北や信越地方は避け、首都圏内外で乗り鉄に徹すれば楽しめるだろう。その第一候補が房総半島一周。列車内は暖房が効いているし、館山周辺は温暖の地だろう。週間天気予報で寒暖をチェックし、現地が気温10℃以上の日とした。

 急遽内房線へ 東京駅発安房鴨川行き特急に乗車。館山駅往復の内房線特急はないと知り、安房鴨川駅から館山駅経由で内房を戻る予定とした。京葉線車中、スマホで路線検索し、先に内房線から館山駅経由で安房鴨川駅へ行き、特急で外房線に乗れば効率的と気付いた。京葉線蘇我駅に着き、急遽ここから内房線乗車を決意。鈍行だが一度の乗換えで安房鴨川駅へ行ける。姉ヶ崎駅、木更津駅を通過し君津駅で乗り換えた。これらの沿線は若い頃はゴルフをやりに来た。佐貫町駅、浜金谷駅、保田駅を通り過ぎる。左手に鋸山が見え、ロープウエイがあり、2,3度登った。次の岩井駅からの海浜は子供達が小さい頃海水浴の地であった。本日も東京湾は静かである。山側には富山や伊予ヶ岳があり登った。

 館山駅、安房鴨川駅 館山駅に着いたが小さな駅で、停車時間も短い。駅前も繁華街ではない。館山城跡を往復したことがあるが、大分昔である。館山駅から安房鴨川駅間は多分二度目で、記憶にない。海とは離れ、山間の風景が続く。和田浦駅周辺は菜の花が咲く時期との情報があって、車窓から注視したが、畑の一画に咲くだけ。終点安房鴨川駅に下車。駅前へ出て、旧友の出身地が隣町太海で、最後の別れに来たこと思い出した。定年前に難病を得てしまった。あれから10年にもなろうか。

 外房線特急乗車 案内所に寄ると菜の花は咲いているが、バスはなく徒歩で20分以上という。列車時間を優先し、売店で、昼食と呑み鉄用サワーを求め特急に乗り込んだ(写真下)。
 勝浦駅、御宿駅、上総一ノ宮駅、大網駅を通過。この辺りは、関東ふれあいの道千葉県コースが設定されていて、外房の海を眺めながら歩いている。御宿海岸には、月の沙漠がありラクダの像があった。微睡んでしまい、目が覚めたら京葉線を走っていた。東京駅から三田線日比谷駅へ歩き、17時過ぎには帰宅出来た。(2023/2/8 K.K. 1494/1500)

◇日時 2023/1/19 ◇天候 曇 ◇交通費 JR東日本大人の休日俱楽部パス ◇資料「JR全路線図関東・甲信越地方」 「通過時間等」自宅8:50-三田線大手町駅9:40-JR東京駅10:00-同蘇我駅10:57-同君津駅11:37-同安房鴨川駅13:27/14:06=新-同東京駅16:03-三田線日比谷駅16:22-自宅17:10