私のホームコース奥武蔵ではめぼしいコースの大半は歩き、残りはアクセスの悪い山奥と思う。収集パンフ類を丹念にチェックし、入間・加治丘陵の入曽から入間、稲荷山公園を歩くコースを見付けた。入間付近は、奥武蔵も飯能の手前で、西武池袋線で通過している地域である。パンフには“のんびり散歩コース”とあり、気軽に出掛けた。
入曽で二度躓く スタート地西武新宿線入曽駅は、所沢駅の先で、旧職場の先輩が新居を構えた時お邪魔して以来に降りた。50年も前のことで記憶にはなく、もう新興住宅地の面影もない。
最初のコースポイントは七曲井だが、駅前通りを左折した先で、一本手前の大通りへ入ってしまい、新宿線踏切へ至り誤りに気付き、戻らないで右手先の不老川沿いに歩いて井戸跡に着いた。平安時代中頃の竪堀井戸跡という(写真上)。飲み水に不自由した武蔵野台地での先人達の苦労を示す史跡。カメラに収め、また踏切へ。隣の神社では秋祭りの準備中であった。踏切を渡り、茶畑もある住宅街を直進し続けるが、不老川河畔へは出ない。先か先かと行くも出会わない。地元の方に尋ねると、川は住宅街の裏と教えてくれた。大分北上した先に川が流れ、パンフ地図で確かめると、踏切直ぐに右折で、また誤っていた。現在地が不明だが、山勘で川沿いに東進する。右下は池かと思ったら公園で、先日の雨で遊具が水の中。次の交差点前に福祉センターがあり、やっとコースに乗った。
入間基地、ジョンソンタウン コースは川の土手道で、荒れた踏み跡程度。土手は自衛隊入間基地飛行場のもの。川から離れ右折すると高台で、飛行場を一望できたが、飛行機は一機もない。先日の台風襲来で避難したのであろうか。この飛行場は見学したことがある。入間の研修所で全省庁の研修があり、その時見学し、軍用機の下でパイロット用装束を着けるチャンスもあった。
入間市街方向へ左折し、学校地区で校庭での少年野球を眺めながら歩いていたら、次のポイントジョンソンタウンを過ぎてしまう処であった。少し戻り、右手へ入ると洋風住宅街。現入間基地は戦後米軍のジョンソン基地で、隊員居住地の名残らしい。大半はカフェやレストラン、雑貨店で、全て木造一階建て(写真下)。その間を歩く買い物客が多い。子供の頃隣町に米軍基地があり、2,3度訪ねたが、余りにも遠い昔のことで蘇らない。
稲荷山公園から帰る 彩の森入間公園でメタセコイア並木を通り抜け、正門を出ると基地事務所庭には各種飛行機類が展示してある。大通りを右折し家政大学前を過ぎて、また踏切。直ぐ左手が稲荷山公園。奥武蔵ハイキングの帰途車窓から眺めていた。今回は、入口から覗いて普通の緑地公園と違わないと確かめ、踏切傍の稲荷山公園駅で池袋行きを待った。(2019/11/07 K.K. 1293/1300)
◇日時 2019/10/20 ◇天候 曇り ◇資料 西武鉄道「のんびり散歩入間・加治丘陵」2011年3月 ◇歩数等 23,000歩 17km 「通過時間等」自宅8:30-JR巣鴨駅9:10-西武池袋駅9:20-同所沢駅9:53-同入曽駅10:05=七曲井10:20=福祉センター前11:05=西武池袋線踏切11:20=ジョンソンタウン11:40=彩の森入間公園11:50=稲荷山公園12:25=西武稲荷山公園駅12:35-JR池袋駅13:20-三田線巣鴨駅13:30-自宅14:00 |