散っていた光が丘公園銀杏並木

新聞から光が丘公園銀杏の黄葉が見頃と知った(16.11.14朝日夕刊)。甲州街道高尾や神宮外苑並木通りで黄金色に染まった銀杏並木を見て、是非訪ねたいと思ったが、直ぐ北陸行きがあり遅くなった。自宅周辺の銀杏は未だ黄葉の儘で、間に合うだろうと出掛けた。新ハイキング誌から練馬中央部散策コースを探し、最後に光が丘公園へとした。

コースポイントを外す 前半は、西武池袋線富士見台駅スタートの練馬市街地歩き。これまで市街地歩きでは道を間違えることが多く、特に都内散策では苦労している。そんな予感がした。今回は、光が丘公園の銀杏並木が目当てで、その前の練馬区内歩きはコース通りでなくとも構わないだろうと駅前を出発。
早速その通りとなった。最初のポイントは目白通りを渡った地の北真教会だが、消防署の近くとあり探したが見付からないまま石神井川へ出てしまった。川沿いに戻り、橋を渡ると横丁の奥に神社が見えた。次のポイント八幡神社であった。軽く参拝し、環状8号線高架下から富士大山道を目指すが、何となく道一本手前と感じ、迂回したら谷原延命地蔵があった。コースポイントで、どうにかコースを取り戻し、富士大山道を進む。
豪邸の薬医門へ 大きな交差点へ出て、谷原の陸橋を渡る。ポイントの増島家薬医門へ到達すべく30分程ウロウロしたあげく尋ねたら、全然方向が違っていた。私は、笹目通りを渡ったと思っていたが、目白通りで位置も、方向も間違っていた。目印の一つとした塔も見違えていた。手許マップの地名と、現地名をチェックしどうにか薬医門前へ出た(写真上)。当地は練馬区内だが農家集落の雰囲気が残る地域。屋敷前には撓に稔った柿畑がある。増島家は当地の豪農だったのだろう。同姓の豪邸屋敷が三軒も並んでいた。
 終わっていた銀杏の黄葉 ここからはコース通りに歩き、光が丘団地前から公園へと急ぐ。以前周囲を通ったことはあるが入園は初めて。米軍のグランドハイツがあった地で、未整備の頃に来たかもしれない。団地から意外に距離があった。園内は広く、モミジ紅葉の下人出があり、家族連れは子供と遊び、昼食を楽しんでいるよう。管理棟で園パンフを貰い、銀杏並木を教えて貰うと、もう遅いと言われた。直ぐ見付かったが葉を落としている中(写真下)、僅かに残す樹を選んでは見上げ、シャッターを切った。来訪が遅れたから仕方ない。成増駅へ出ようと北口へ行くと、猫と遊ぶ男性を見掛けた。野良猫だろうか。ぽんずを思い出してしまった。バスを乗り継ぎ約1時間遅れで、高島平へ帰った。私は、都内の市街地歩きは不得意で、また予想が当たってしまった。 (2016/12/15 K.K. 1073/1100)

○日時 2016/11/23 ○天候 曇り ○交通費 360円 ○資料 植村三郎「練馬区中央部を散策」新ハイキング614号124頁 ○徒歩距離 16km 22,000歩
「通過時間等」自宅9:55-JR巣鴨駅10:30-西武池袋駅10:44-同富士見台駅11:10=八幡神社11:30=谷原延命地蔵11:55=増島家薬医門12:55=光が丘公園13:20=同北口13:50=東武成増駅バス停14:10-自宅14:85