JR烏山線を宇都宮から乗り鉄して往復する

 鬼怒川温泉宿泊の翌日は、JR宇都宮駅へ出て烏山線乗り鉄とした。烏山線は二度目で、烏山城跡を訪ねた際に乗車している(06/5/3)。烏山は、小さな山峡の街並であったと思う。朝、東武鬼怒川線下今市駅からJR今市駅へ歩いて日光線で宇都宮駅に着き、烏山行きに乗った。そう待つことなく、予定通り各線に乗り換えることが出来た。

 田圃は初秋か 定刻通り宇都宮駅を発車。女性運転手である。最初の二駅は東北本線で、宝積寺駅から分岐したのが烏山線と知る。烏山駅以外は全駅名忘れていた。既に列車は水田地帯を走り、良く見ると黄ばんでいる田圃もある。未だ9月前で、早生種かなと想像した。進行右手先に筑波山山姿を遠望し、関東平野の北端を走っているようだ。平日のローカル線は乗客が少ない中、仁井田駅では高校生らしき男女数人が下車して行った。近くに学校があるのだろうが、駅付近には見えなかった。

 2度目の烏山 列車の両側に林や里山が迫り、大金駅付近ではトンネルを抜け、滝駅を通過し、思い出した。烏山城跡見学の後、持参したガイドマップ(駅からハイキング「歴史の街・烏山散策」2003年96頁)に沿い、市街から龍門の滝へ歩き滝下へ出て、高さ20m、幅65mの大滝を眺め驚いたのであった。車窓から確かめ、復路で江川の流れに滝上の横直線が見えた。那珂川の支流で、那珂川でアユ釣りをしている友人は、今年は雨の増水で二度だけと嘆いていた。
 50分程で終点烏山駅に到着(写真上、中)。駅舎は建て替えられて前回とは違い、駅前風景も記憶から飛んでいた。城跡は右奥の山麓であったと思う。調べると那須烏山市で、北の山裏は那須黒羽、東側先は茨城である。
 Uターン列車に乗り、宇都宮駅へ。烏山線7駅には七福神が割り当てられて、それぞれ駅名と七福神キャラが共に付されている(写真下)。復路は列車スピードが速く感じ、私は山からの下りだからと思ったが、実際の所要時間はそう違いはなかった。

 宇都宮線快速利用 宇都宮線を往復した。久しぶりである。快速に乗り、車窓風景を眺めて、これまで歩いた山歩き里歩きが浮かんだ。小山駅は、水戸線や両毛線のターミナルでもあり、沿線には城跡や史跡も多い。また小山付近は、首都圏自然歩道“関東ふれあいのみち”栃木県コースの要所で何回も乗降した。古河もその例で、野木にはひまわり畑があった。今では、宇都宮線は便利になり、11時半過ぎ烏山駅から乗り宇都宮駅経由で、赤羽駅着は14時であった。(2022/9/3 K.K. 1469/1700)

◇日時 2022/08/22 ◇天候 晴れ ◇交通費 3,530円 ◇資料 JTB時刻表拡大図(関東・甲信越地方)◇歩行距離等 5,000歩 4㎞ 
「通過時間等」 鬼怒川宿泊先8:35-東武ワールドスクウェア駅8:49-JR今市駅9:46-同宇都宮駅10:33-同烏山駅11:39-同宇都宮駅12:35-同赤羽駅14:06-三田線新板橋駅14:23-自宅14:50