JR久留里線で奥房総上総亀山を往復する

 JR東日本の中で房総の久留里線は乗り切ったことはなく、終点の上総亀山駅を目指したい。30㎞程度の盲腸線である。調べると日中は過疎ダイヤが激しく、始点木更津駅発は13時01分と分かり、巣鴨駅で、休日おでかけパスを求め出発した。一昔前はホリデーパスがあり、私のハイキングには利用させて貰った。いずれも首都圏近郊区間内は普通列車乗り放題であるが、久留里線上総亀山駅は利用可能な最東端の駅。

 久留里線は木更津駅から 秋葉原駅から千葉駅へ出て、内房線に乗車。木更津駅には約40分を要して着き、隣のホームに停車中の上総亀山行きに乗車。人出はあるが2両列車は満席ではない。直ぐ郊外を走り小さな駅を通過し、水田地帯だが水を張った田圃で、田植えは未だのよう(写真上)。左右の奥には低山が見え、麓の家々にはこいのぼりが泳ぐ。馬来田駅に停車。当地の奥に戦国期の真里谷城跡があり、見学を検討したが駅からも距離があり訪ねるには至らなかった。

 再訪の久留里駅 列車は房総丘陵を進み、久留里駅に着く。当駅から木更津駅迄は、一度乗車した。安房鴨川からバスで入って久留里城跡を見学し、久留里駅から帰途に就いたのであった(12.12.09)。停車中に駅前を覗くと見覚えのある広場で、確か古びた食堂で昼食を取ったと思う。久留里線は北東へ湾曲し、当地は君津市である。
 列車は、一変し山間を上がり続ける。木々の枝すれすれで、一度は擦ったらしく音を発した。この辺りは奥房総と呼ぶと知る。久留里城天守閣が山越しに頭を出していないかと探したが見付からない。方向が違のだろう。

 上総亀山を往復 終点上総亀山駅に到着し、駅外へ出たが、小さな山村集落。駅前でも店はない。安房鴨川からバスで久留里へ入った時、上総亀山を通ったが記憶と被る風景はなく、近くに大きなダム湖があったと思う。駅舎や列車をカメラに収めた(写真中、下)。
 木更津行きの列車はほぼ満席で、早出の客で木更津へ戻る多くの方が乗ったよう。久留里駅で停車時間があったが売店はなく、呑み鉄用飲み物は、木更津駅迄は入手できなかった。
 木更津駅で、逗子行きの快速に乗る。車中路線検索をしたら新日本橋駅で都営新宿線に乗り換えるとスムーズと知り、呑み鉄開始だが、サワー1缶。お陰で、三田線神保町駅を経由し帰宅した。(2023/5/27 K.K.1508)

◇日時 2023/5/3 ◇天候 晴れ ◇資料 「JR全国マップ」20頁 ◇交通費2720円 ◇歩行距離等 4,000歩 3㎞ 「通過時間等」自宅10:10-JR巣鴨駅10:40-同秋葉原駅11:08-同千葉駅 12:20-同木更津駅13:01-同上総亀山駅14:11/14:27-同木更津駅15:47-都営新宿線馬喰横山駅17:13-三田線神保町駅17:21-自宅18:05