500回記念ハイクを企画 総勢8人で石老山(セキロウザン)に登った。山歩き里歩き500回記念登山を企画し、読者仲間の賛同を得て実行した。登頂を果たし、無事下山、帰宅して500回山歩きは達成できた。
相模湖駅から 朝、新宿駅と相模湖駅で参加者と合流し、バスで登山口へ向かう。3人以上でのハイキングは久しぶり。他のグループと前後して里道を行き、病院裏から山中に入り、早速大岩の間の上りの道となった。結構きつい道で、記憶とは大分違うことに気付いた。小生は三度目の山の筈だ(95.3.11,00.3.19)。最初の関門を上り切って顕鏡寺に到着し、休憩。
次は本日最大の上りだが長くはない。リーダーをお願いしたMさんはゆったりしたペースで進む。彼には先程小生のザックと交換して貰った。一行の中には最近は山や運動から離れた方もおられて、連続する急登はつらい筈だがそう遅れないで付いてくる。難関を突破して融合平で休憩。相模湖越しに高尾山や小仏峠、陣馬山を眺めながらチョコレートを食べる。ご婦人方と一緒だとこの恩恵に預かることができる。
三度目の石老山 山道を上り続けて、ピークを一つ越し階段状の道になると頂上は直ぐだ。見覚えのある小さな山頂(694m)に到達。期待した富士山や丹沢山系の展望はない。どんよりとした曇り空が邪魔をしている。一本の満開の桜が慰めてくれた。Mさんに持ち上げて貰った芋煮鍋を温めて昼食。やはり山では大勢での食事は楽しい。気温が下がって寒く、ウィンドブレーカーを羽織る。温かい芋煮は評判が良く準備した甲斐があった。最後にコーヒーを提供した。ガスストーブの使用は約10年振りだが、支障なく役目を果たしてくれた。先日引出しの奥から取り出した。石老山標柱を入れ記念撮影をして、下山開始。
下山コースは難路が続く 予想外の急降下が多く、皆慎重に一歩、一歩と下る。石老山はファミリー向けで散策程度と宣伝したため、嘘吐き、騙されたと、笑いながらではあるが言われてしまった。当初予定の三ツ峠山はもっと厳しいよと返した。Mさんの事前調査で三つ峠山には雪が残り急遽変更した。
大明神台展望台を過ぎてからも、下りの険路が続く。10数年前とはいえ、全然記憶に残っていなかった。ようやく沢筋から林道へと出て、全員下り切った。遂に雨が降り出したが山を離れつつありラッキー。相模湖を船で渡ることにして湖畔へと下りるが、この道も簡単ではない。鎌倉古道跡とか。僅かな時間湖上遊覧を楽しみ、駅前で反省会とミニ祝賀会。
盛り上がった駅前宴会 “1000回目指せ”などの声も飛び出して、話も弾み宴は盛り上がり、腰を上げた時は2時間を超えていた。ご参加の皆さん大変有り難うございました。お陰様で、500回を達成し、しかも楽しい山歩きでした。当分歩き続けます。今後もよろしくお願いいたします。
(08/4/26 78/100)
追 記 500回の記念登山は、もう約20年近く前になってしまった。復路では、相模湖を船で渡り、駅前での反省会は盛り上がったのを覚えている。同行メンバー中、一人は後輩であったが早世された。残念である。他のメンバーとは、現在も交流がある。石老山は、日本百低名山(同書55頁)、日本百低山(同書210頁)に選ばれている山である。