節目の山歩き里歩きが近づき、何処を歩こうかと思案したが、山歩き、否、山登りにしたい。高山は無理だが、低山ならなんとかなるだろう。以前から東信濃軽井沢の奥にある小浅間山(1655m)は目標にしていた。浅間山の山域ではある。タイミング良く、長野の家内姉からいとこ会の案内があった。問題は、当日の天候、特に寒さである。
軽井沢で霧が晴れる 朝宿泊先を出たら霧、それも結構深い。しなの鉄道田中駅へ車で送って貰ったが霧の中慎重な運転であった。いつも車窓から見える浅間山は霧の陰の儘、中軽井沢駅に着いた。処が、バスを待っている間、霧が退き浅間山が見え出した。何とラッキーかと1人喜ぶ。
バスを登山口峰の茶屋に降り、登山カードに記入しスタート。義姉に貰った重い土産は、繁みの陰に置いた。歩きやすい一本道で、雑木林は全て葉を落とし、初冬である。深い山中で、ハイカーもなく、単身では寂しい位だが、黙々と行く。少し傾斜が増し、左手樹林の間に浅間山が見え出し、カメラを出したが、シャッターチャンスが難しい。
峰の茶屋から馬返しへ 右手に回り込み坂を上がると、浅間山への分岐、馬返しに着く。現在は浅間山への登山道は立ち入り禁止中。私は反対側の小浅間山への標識を確かめ、いよいよ登山道である。ガイド通り、火山灰に覆われたザレ場で、道も薄く、草木も下になった。いつものように一歩、一歩慎重に上がり続ける。右手に遠望する山並みは八ヶ岳と蓼科山か。振り向くと、大浅間山。活火山は黒色一色で、未だ雪は見えない。一息入れて、また歩き出す。先程来、靴跡があり、それも新しいように見える。トラバース状の道を進み、頂端を回り込むと頂上であった。僅か50分で、コースタイムより僅かに遅いだけで、私には大順調。
高年夫婦が休んでいた。挨拶し、大浅間を背景に標柱を入れカメラに収めた。腰を下ろし休憩。群馬側の山々が目の前に広がる。浅間隠し山や鼻曲山(07.11.3) だろう。こちらも遠望にしてシャッターを切った。濃い朝霧だったがその影響はなく、山頂でも寒さを感じる程ではない。天候も味方してくれ、私は付いているのだろう。
登頂し下山 下山開始。頂上ザレ場を直線的に下るが歩き難い。途中で選んだ道が、上りとは違ったらしく草木のある道へ入り、やや不安を感じながら下り続ける。広い道へ出て、上方を見上げると、先程の馬返しの地点で、少し下へ出たのであった。そのまま一本道を戻り、予定通り峰の茶屋口へ下りた。
軽井沢行きバス迄1時間以上あり、義姉からの荷物をザックに入れ、峰の茶屋で昼食。義姉達に、御礼と、小浅間山から無事下山し1300回達成とメールした。(19/11/25 105)
追 記 小浅間山は思い出の山である。私の登山歴で最後の山歩きであった。喜寿前ではあったが体力的に山登りは無理と判断して、以降は里歩き中心とし、山らしい山はない。この後コロナ下となり、いとこ会の案内もなくなった。
































































