江東区の木場から深川周辺の散策情報を入手していた(「我がまち再発見木場編」25.6.12讀賣夕刊)。一度は歩いた地があり、後まわしにしていたが、この度その中からなるべく再訪の地を避け、歩くことにした。木場手前の門前仲町迄は、我が家から一度の乗り換えで済み、安近短である。木場は東西線で一駅だが、歩いても良く、バスもある。
大横川から 大江戸線門前仲町駅で地上へ出て、バス停を探すと直ぐ来て乗車。木場駅前で降り、永代通り交差点を渡って、大横川を越し左折すると洲崎神社で、初訪ではない(20.3.25)がご挨拶にと境内に入り、手を合わせた。1700年創建の古社で、将軍綱吉の生母桂昌院縁の社とある。左手先に赤い橋が見え、大横川に架かる新田橋であった。橋上へ出てカメラに収めた。近所に住むお医者さんが夫人の供養に架けたとある。袂に船宿があり、海から離れているのにと思ったが、江戸の名残か。
木場千年の森を探す 次は木場千年の森だが、初めての地で、まず高速下の三つ目通りを横断するのに苦労する。汐浜運河を渡って大回りし、運河右岸を行く。そうしたら千年の森の案内があり、大手スーパーの先に見付かった。庭園の中に樹林帯が広がり、地元の企業が2015年に造営し、関東在来の植物と、池には荒川に住む魚を放流したとある。私は一回りし、ビルに囲まれた大手町の森(24.10.13)を思い出した。紅へ色好き始め、癒しの緑地庭園だろう。園を出て永代通りへ戻る。
平久川から清澄通りへ 汐見橋を渡り、平久川右岸を遡上する。木場公園の一本手前で、新地である。高速道下で左折し、富岡八幡宮の裏手から清澄通りへだが、距離があった。ようやく大通りへ出て、大きな交差点を渡ると、小津安二郎生誕の地の案内に出合う。有名な映画監督の巨匠であり、一本位は観たと思うが、遠い昔の話である。
仙台堀川へ着き、芭蕉の旅姿の像があった。芭蕉庵を処分し仮住まいした弟子杉山杉風の採荼庵から1689(元禄2)年3月27日(陽暦5月17日)千住へ下り、奥の細道へ旅立ったのであった。二度目で(19.1.23)またカメラに収めた。芭蕉庵跡へは寄らないで、大江戸線清澄白河駅へ歩いた。大横川、平久川、仙台堀川はいずれも運河である。(2025/12/5 K.K.1523)
| ◇日時 2025/11/24 ◇天候 晴 ◇資料「我がまち再発見 東京木場編」(25.6.127讀賣夕刊)◇歩行距離等 11000歩 8㎞ 「通過時間等」自宅8:55-大江戸線春日駅9:36-同門前仲町駅9:59-木場駅前10:05=洲本神社10:10=新井橋10:15=木場千年の森10:45=汐見橋10:55=芭蕉像11:15=大江戸線清澄白河駅11:43-三田線春日駅12:00-自宅12:35 |
























































