私が登った百の名山&低山=中日本、西日本編=「真夏に再訪した花の伊吹山」

 伊吹山でシモツケソウが真っ盛りとの新聞報道を目にした。4年前様々な花を堪能したことを思い出した(03.9.6)。その時、「高山植物の盛り、夏山はもっと凄いに違いない」と記録している(299/300)。折しも、旧中山道妻籠宿・馬籠宿ウォークを計画中で、名古屋に一泊し翌日再訪することにした。 

 大垣駅からバス 大垣駅前から登山バスに乗り、市内から関ヶ原を通って伊吹山中へと上がった。関ヶ原駅前では団体が乗車して満席となる。いずれもハイキング装備をした高年グループ。バスは伊吹山ドライブウェイに入り高度を増して行く。意外に深く、急峻な伊吹の山々に気付いた。天候は悪くはないが、白山や中央アルプスの展望は期待できないようだ。予定通り、山頂駐車場に到着。前回と逆回りに、東遊歩道を上がろうと思っていたが、今朝入手したパンフでは下り専用とあった。

 花を眺め西遊歩道を行く 4年前と同じく西遊歩道を上がる。夏休み期間とあってハイカーは多い。それも高齢者、ご婦人グループが中心だ。花は咲いているがそれ程でもない。シモツケソウの外、メタカラコウやクガイソウ、オオバギボウシ、イブキトラノオなどをカメラに収め、花原を振り返りながら歩き続ける。コオニユリもあった。緩やかな山腹に切られた遊歩道は直ぐ山頂へと達してしまった。山頂神社に参拝後休憩する。休憩中デジカメの電池を入れ替えた。

 三角点へ この前は三角点を踏まなかったことを思い出し、三角点を探す。神社右奥に見付けて今回はちゃんとタッチする。この行動がビッグチャンスを呼んだ。目の前にシシウド、シモツケソウ、そしてクガイソウの群落、花畑が出現。やはり伊吹山は凄い、その名の通り花の山と驚嘆せざるを得ない。携帯に収納し続けた。
 東遊歩道を下る。前回この辺りでアキノキリンソウなどに感激したのであったが、時期が違い花は少ない。藍色のイブキトリカブトを初めて見たのもこの下りであった。溝のような赤土の小径は滑るようでゆっくりと一歩、一歩下り続ける。余程遅いらしく中年夫婦にも追い越され離されてしまった。小さな岩場を二度越すと山頂駐車場であった。

 前夜従弟と夕食 二度目の伊吹山は期待した通りではなかった。それでも、三角点下の花々の群落は予想通りであった。山頂展望は今回も得られなかった。直ぐ先の筈の琵琶湖の湖面も望めなかった。残念である。
 前夜は、妻籠宿・馬籠宿を歩いた後、中津川、名古屋を経由して、大垣市内に宿泊した。当地には、山形から単身赴任している従弟がいて、彼の案内で鮎料理を夕食にした。初めての天然鮎の刺身は美味かった。流石本場の鮎であった。(07/8/6 120)                           
  
追 記 伊吹山は花の山であった。二度目だが十分に満たされた。琵琶湖や中央アルプスの遠望はなかったが、それを上回る花々であったと思う。百名山だがバスではそれ程の山ではなかったと思う。百名山完登のHさんは東海道本線の駅(関ケ原か)から歩き始めと聞いた。流石である。この山の時私と大垣駅前で付き合った年下の従弟は、その後病気を得て亡くなってしまい、思い出の夕食となってしまった。当地大学出身の同業者Оさんに情報を貰ったのも懐かしい。