2017観桜に江戸川新川千本桜へ

遅れていた桜もようやく見頃を迎えた。昨年見付けた江戸川区の新川千本桜を思い出し、ネットでチェックした。新川は、都営新宿線船堀駅から近い。四季の花巡りに時々同行してくれる花友Bさんを誘った。週末は生憎雨模様だが、時には雨中の花見も良いだろうと出掛けた。

小雨の新川千本桜 船堀駅に降り、新川へ向け歩き出す。雨は小降りだが降り続け、傘を指した。2人とも軽いビニール傘で、花見には都合良いかもしれない。直ぐ正面が広い川で、両側に桜並木があり、満開の花が続いている。花見客はなく静かで、小雨の中我々だけ、ゆっくりと川沿いを行く。桜木は未だ細く、約10年前地元で植樹したらしい。

江戸川と荒川を繋ぐ運河が新川で、江戸時代に開削され行徳から塩などが江戸へ運ばれたという。いかにも運河らしく、川幅は同じで、流れはない。花は見頃で、咲き開いているが、一枚の花びらも落ち始めてはいない。時々は立ち止まり見上げ、カメラを出しシャッターを切る。架かる橋を過ぎると、反対側からぽつぽつと見物客が来るようになった。

さくら館で休憩 3本目の橋桜橋の袂に、江戸川区新川さくら館があり、寄ってみる。いかにも江戸風の建物を模した施設。イベント準備中の集会室があり、展示物から落語会か。寄席や相撲で使う独特の文字で書いたポスターが展示されている。歌舞伎も同種の文字で、勘亭流と同じに見える。隣の茶所で休憩した。

また新川へ出て、千本桜は更に大河江戸川へ向け先へ続くが、我々は桜橋を渡り対岸へ。Bさん橋上からの眺めが良いとカメラを向けている。私も、戻って橋から見下ろすと、運河の両側に桜並木が揃い、中々の風景(写真上)。デジカメに納めた。また、桜を楽しみながら新川沿いを歩き、船堀駅へ戻った。都営新宿線を横山馬喰駅で、JR京葉線に乗り換え東京駅へ出た。

近くの城北公園も満開 帰宅後、歩き足りなさを補おうと、都心に花見スポットを探すと、板橋蓮根の城北公園がヒット。我が家から近く、三田線で三つ先の蓮根駅下車である。灯台もと暗しで、未知の花見場所。早速翌々日、朝の散歩程度とカメラ片手に三田線に乗り蓮根駅で降りた。駅から直ぐの学校裏にあった。小さな公園は、野球場で占められその周囲に、桜があり、太く高く満開の花を付け盛りで(写真下)、時計回りに小さな園内を一回り。ゲートボール場や機関車を展示した交通公園も併設されている。孫達は知っているだろうか。教えてあげようと思う。意外な場所の桜に驚き、咲き誇る桜花を楽しんで蓮根駅へ戻り帰宅。家を出てから僅か1時間であった。(2017/04/27 K.K. 1101/1200)

◇日時 2017/4/9 ◇天候 小雨 ◇資料 江戸川区「新川さくら館」 ◇歩行距離 8km 11,000歩

「通過時間等」自宅13:15-都営神保町駅13:58-同船堀駅14:30=新川14:40=新川さくら館15:10=都営船堀駅15:40-JR日本橋馬喰駅16:08-同東京駅16:20-都営三田線大手町駅17:30-自宅18:10