昨年入手した北区ガイドマップから未訪のコースを見付け、里歩き候補としていた。今回マップを出し、JR十条駅から同東十条駅へ下り、東十条銀座通りを抜け北本通りへ出て、王子駅へ至るコースを思い付いた。コースには社が点在しポイントになる。
演芸場通りから富士神社へ JR十条駅をスタート。十条銀座口を右折して踏切を渡る。都内で踏切があるのはこの辺りの埼京線のみだろう。狭い商店街で、現在は演芸場通り。篠原演芸場があり(写真上)下町商店街である。
商店街を出て左折し、富士神社に寄る。大きな富士塚があり工事中とは知っていたが完成したのではと期待したが、真っ平らで未完成。反対側の江戸中期からある古刹真光寺を覗いて、本郷通へ戻る。日光への御成街道だがこの辺りは狭い。左折し坂を下り東十条駅へ。駅前の子育地蔵に挨拶し、孫達の受験をお願いする。試験は始まったと連絡があった。
歌手寄進提灯びっしり 京浜東北線等を高架で渡り、東十条銀座通り方向へ左折。とげぬき地蔵がある筈だが見当たらない。目当ての郵便局の隣は工事中でお隠れしているのだろうか。直進し東十条銀座通り交差点に、見守地蔵があった。祠内を見てびっくり。名入り寄進提灯が飾ってあり(写真中)、真田ナオキ初め演歌歌手の名が多い。横には森山愛子、工藤あやの(山形出身)、正面には坂本冬美や山内惠介迄多数ある。この辺りに住んでいるからかと想像したが、商店街入口にミュージックホールがありビル壁にも歌手の大小のポスターが所狭しに貼ってあった。私は最近主にBSで歌番組を楽しんでいる。その馴染みの歌手達である。
北本通りを装束稲荷へ 商店街は両側に店舗は続くが、ビルはなく食料品店を中心とした下町風。人通りもある。店舗も疎らになると北本通りで、王子方向へ右折。通り下は地下鉄南北線が走っている。庚申観音堂を探すが見付からない。地下鉄王子神谷駅の上だろうと戻り横町へ入るとあった。今度もコロナ退散と孫達をお願いした。
最後は王子装束稲荷とし、北本通りを歩き続ける。地下鉄一駅で1km強だろうが結構遠い。そろそろかと左手を覗き小路へ入ると少し先がお稲荷さんであった。鳥居から社殿前でまた参拝。大晦日に狐に扮した地元の方々が、伝説に倣い王子稲荷へ参詣するのが恒例という。二度目で(21.5.15)、扉の狐の面が目に付き(写真下)、カメラに収めた。北本通りへ戻り、都電荒川線王子駅から帰宅した。(2022/2/26 K.K. 1434/1500)
◇日時 2022/02/18 ◇天候 晴れ ◇資料 「北区ガイドマップ王子・十条エリア」令和1年 ◇歩行距離等 12,000歩 8㎞ 「通過時間等」自宅9:20-JR板橋駅9:56-同十条駅10:00=真光寺10:10=子育地蔵10:15=見守地蔵10:30=東十条銀座商店街10:35=北本通り10:45=庚申観音堂10:50=装束稲荷11:15=都電荒川線王子駅11:30=三田線西巣鴨駅11:50=自宅12:20 |