河津桜鑑賞に平井旧中川を再訪する

 春の花情報第一報に接した。江戸川区旧中川に河津桜が咲き、見ごろと知った(2.22読売)。桜でも河津桜は濃いピンクが魅力的で好きな花である。これまで本場伊豆の河津へ2度も出掛けて楽しんだ(18.3.6外)。旧中川の河津桜も一度眺めたことがあり(15.3.19)、晴れる日を待っていた。

 平井駅をスタート JR総武線平井駅から歩くことにし、両国駅で大江戸線から総武線へ乗り換えた。亀戸駅を過ぎ旧中川鉄橋付近で、車窓から右手に咲いている濃いピンクの花を確かめた。
 平井駅乗降は初めてと思う。東口へ出て右へ方向を採ろうと思う。近くにあった稲荷神社へ挨拶し、商店街から住宅街の小路を行き団地へ突き当り、迂回して旧中川河畔へ出た。
 満開の河津桜 見覚えのある風景で、ふれあい橋に立つと、前方の河川敷内に花が見え、その先にスカイツリーがある。河川敷へ降り、近づく。

 河津桜は満開で(写真上)、ジャスト見頃。花下へ入り見上げながら眺め、アングルを探す。濃いピンクの開いた花びらが重なり合い咲き揃っている。シャッターを切りながら進み、スカイツリーも入れたい(写真中)が中々簡単ではなく、出来上がりに期待するほかない、人出は少ないがこれからか。総武線鉄橋下を過ぎると、桜木はなくほんの一画で、15本程度か。
 白梅も鑑賞 旧中川を出て、蔵前通りで次のポイントを思案すると、対岸の梅の花が目に入り、惹きつけられるように江東新橋を渡ってしまった。
 亀戸中央公園内の梅園も白い花が咲き誇っている(写真下)。こちらでも、カメラを向けながら園内を巡る。2度目の筈だが、殆ど記憶にない。時計台のあるエリアもある。また総武線鉄橋下を抜けたが、工場跡地と公園の続き。持参したウーロン茶と菓子で、ベンチで休憩。

 遠い亀戸駅 右手が亀七商店街通りで、抜ければ亀戸駅と読んでいたが違う。地図で確かめると京葉道路で広い大通り。山勘が外れ、総武線も反対側に逸れていた。大分歩いて右側に高架線が見え始め、更に歩いて亀戸駅であった。
 帰路は、両国駅乗換を避け総武線水道橋駅とし、三田線へ乗り換えた。要した時間は短かったと思う。
 今回は、河津桜鑑賞を中心としたが、手許のハイキング資料に、“旧中川沿路平井散策”を見付けて(新ハイキング編社「さあ、ハイキング!」218頁)、その内に思っていた。こちらには平井さくら公園があり染井吉野だろうから、また訪ねたい。(2021/3/19K.K.1379/1400)

◇日時 2021/02/28 ◇天候 晴れ ◇交通費 340円 ◇歩行距離等 9km 12,000歩 ◇資料 「都心あったか河津桜楽しむ」(読売2.22)、昭文社「東京都市図41」2004年
「通過時間等」自宅8:45-大江戸線春日駅9:24-総武線両国駅9:47-同平井駅10:00=ふれあい橋10:20=旧中川河津桜10:25=江東新橋10:35=亀戸中央公園10:45=亀七商店街10:55=総武線亀戸駅11:14-三田線水道橋駅11:35-自宅12:20