2021年を迎えたが、初詣でも遠出は出来ない。板橋区のマップから神社をマークした。昨年は脱巣ごもりハイクと称し区内を巡り歩き、多くの神社や寺院に出会った。そこを中心に、地下鉄三田線で移動しながら、年頭のお参りをしようと思う。
初詣は四ツ又馬頭観音から 三田線を板橋区役所前駅に降りた。最初は四ツ又馬頭観音で、この観音様は三度目だが、地図が不正確で二度目で観音様を確かめ、お参りした。今回は真っすぐお堂へ進み、頭を垂れて手を合わせ、コロナの退散と孫達の成長等をお願いした。お堂の横に、由緒書きがあり江戸中期からあったとある。
次の子易神社は、旧川越街道を渡り切り、坂を越した先で、再訪の神社だが、今回は表参道の正面石段から本殿へ。近くの園児達も居て、並んで参拝。江戸初期創建の社とある。社務所には巫女さんも見え、初詣が続いているよう。山手通りを区役所前へ出て、地下鉄で次の本蓮沼駅へ。
蓮沼氷川神社、南蔵院 蓮沼の氷川神社は初めてで、地図が頼り。思ったより距離があり、中山道から横へ入った先左側にあった。本殿前で参拝。境内には神楽殿もある。関東の多くの神社には常設のようで、私の故郷とは違う。氏子達の豊かさの差だろうか。
直ぐ隣が南蔵院(写真上)。真言宗の古刹であり、本堂から降りて境内を見回し、すだれ桜見物に訪ねたことを思い出した。30年も前だったと思う。山門前の中山道を志村坂上駅へ歩く。志村の一里塚を見上げ、地下鉄入口階段を降りた。
城跡にある熊野神社 志村の熊野神社は数度訪ねている。志村城跡内で高台にあり、私は城跡巡りでも来ている。坂を上がり、本日は大回りし長い表参道から境内へと進む。こちらは参拝者がチラホラとある。参詣後、神社の裏手を一回り。樹林が覆い、武蔵野の面影ともあり、その間に空堀跡も窺える。都内では稀有な遺構だろう。
高島通りの二社 志村三丁目駅へ戻り、次の蓮根駅に降りて、高島通りを稲荷神社へ向かう。こちらも昨年末知った社。蓮根へ氷川神社を移動した時、稲荷神社の隣にその遥拝所を併設したようだ。正面から境内へ進んだが、神社名は見当たらない。ネットでは正式な名称は稲荷氷川神社とある。両社に手を合わせた(写真下)。七社目は、西台駅近くの馬頭観音様。当社も昨年知った。高島通りを戻り到達。最後も同じ祈願をして孫の入試合格と、早いコロナ終息を願うばかりである。(2021/1/24K.K.1370/1400)
◇日時 2021/01/04 ◇天候 晴れ ◇歩行距離等 9km 12,000歩 ◇資料 板橋区くらしと観光課8「観光いたばしガイドマップ」「通過時間等」自宅10:15-板橋区役所前駅10:30=四ツ又馬頭観音10:35=子易神社10:40=板橋区役所前駅10:55-本蓮沼駅11:00=氷川神社、南蔵院11:10=志村坂上駅11:40-志村三丁目駅11:45=熊野神社11:55=志村三丁目駅12:08-蓮根駅12:15=稲荷氷川神社12:25=馬頭観音12:35=西台駅12:44-自宅12:55 故郷の読者で歌人のS先生から届いた短歌です。“ポストまで280歩の雪の道 新雪なれば靴跡著(シル)し” “投函を終えし安堵の帰り道 行きの靴あと踏みつつ歩む” 雪国の御苦労が偲ばれます。先生は、94歳のご高齢です。 |