板橋に四つ又馬頭観音から茂呂遺跡を巡る

 板橋区役所先の四つ又馬頭観音を探し損ねた脱巣ごもりハイク(20.9.6)から少し時が経ってしまった。近いからその内にと思っていたが、やはり確かめておきたい。また板橋区地図を取り出し、歩くコースを検討した。三田線板橋区役所前駅から四つ又馬頭観音を最初のポイントにした。

 四つ又馬頭観音を確かめる 区役所前駅から、前回確かめ損ねた四つ又馬頭観音を目指す。旧川越街道の中央分離帯の小さな箱型社(写真上)へ近づくも、周囲には案内はない。今回は確かめようと社前へ進むと横の板に案内が貼ってあり、間違いない。川越街道と池袋への高田道との四辻にあった観音様という。手を合わせ挨拶し、前回の見過ごしを詫びた。賽銭箱もない小社である。前回もう一歩踏み込んでいればだが、いつも、何事にも詰めが甘いのは生来の性格。この高齢ではもう治せないだろう。
 山手通りを渡って、大山商店街へ。ここも先のハイクで躓いた通りで、方向を失ったことがある(20.7.2)。本日は反対の区役所側から商店街へ入る。両側に店舗がひしめき合うが、一時の勢いが窺えない。早い時間で開店前の店もあるからか。東上線大山駅に着き、次のポイントへはときわ台駅迄電車に乗る。

 古社、古刹を巡る 駅前の天祖神社へ参拝。社叢に囲まれた神社は、初めてではないが見覚えがない。確かご両親が当地出身の友人がいて里帰りに、一緒に訪ねたと思う。大戦時の空爆の弾痕が狛犬台座に今も残っていた。ここからは初めての地で、地図が頼り。現川越街道へ出て、町名を確かめ下町住宅街へ左折。小路を行き番地から右手を覗くと、目指す東新町の氷川神社であった。立派な社殿、境内、そして社務所には神官が常駐しているよう。コロナの終息と受験生をお願いした。また地図を眺め表参道を右折し、突き当りが安養院。鎌倉時代創基の大古刹。境内に並び聳える欅に見とれる(写真下)。アングル変えシャッターを切った。庭園もある。
 茂呂遺跡 石神井川へ出て、台橋から川沿いに歩く。正面が都立城北公園で、その手前左手が茂呂遺跡。旧石器の石器が出土した遺跡で、以前、通り掛に知ったが見学はしていない。柵に施錠してあり入れない。外から眺めれば、普通の土手のよう。カメラに収め、石神井川を渡り返し、石段を上がり御嶽神社に寄る。先日本社の木曽御嶽神社里宮に参拝したことを報告。ここから東上線上板橋駅へは2,3度歩いている。川越街道を横断時、五本欅の健在を確かめた。途中文房具屋を見付け、クリアファイルを求めた。ハイキング記録保存用で、これで、有楽町へ出掛ける必要はなくなった。(2020/11/17K.K.1359/1400)

◇日時 2020/10/26 ◇天候 晴れ ◇交通費 300円 ◇歩行距離等 8km 11,000歩 ◇資料 「観光いたばしガイドマップ」「通過時間等」自宅9:30-三田線板橋区役所前駅9:50=四つ又馬頭観音10:00=東上線大山駅10:16-同ときわ台駅10:30=天祖神社10:35=氷川神社10:50=安養院11:00=茂呂遺跡11:10=御嶽神社11:20=東上線上板橋川駅11:47-同東武練馬12:00-自宅12:40