2018年ハイク始めに三浦富士、武山を歩く

2018年歩き始めは、三浦富士から武山にした。最近三浦半島はご無沙汰で、また武山不動尊があり序でに、初詣も出来る。一度歩いて(99.3.13)、私には手頃なコースの記憶があり、海が眺められる。新年早々より弟から誘いがありこのコースを提案し、オーケーを貰った。久しぶりで事前に調べると、複数の手許ガイドに紹介してあり(散歩の達人「らくらく日帰り山さんぽ」交通新聞社74頁)、人気のコースのようである。

 三浦富士へ 三田駅で京浜急行特急に乗り三浦半島に入って鈍行に乗り換えると弟が乗っていた。長沢駅に降りスタート。少し歩いた公園脇に三浦富士コースの上り口が見付かり、緩やかな上りの広葉常緑樹の林の中を行く。亜熱帯系で楠やタブの木だろう。アップダウンを繰り返しながら僅かながら高度を上げている。赤い実を付けた灌木があり、ユズリハかなと思ったが柊らしい。時々右手の木立の間に家並みが見える。急坂下にベンチがあり、急登に備え2人は休憩。目の前の急坂を上り切ると二つの石の祠があった。記憶が蘇り、三浦富士の頂(183m)かなと思ったらやはり山頂で、数人のハイカーが休憩中。僅かな賽銭で手を合わせた。カメラを構えていた弟が”富士山”と言うので、振り向くと丹沢の山々越しに遠望出来て(写真上)、私もデジカメを出した。

  大島を眺める 一旦里道へ下りると、10人以上のグループが追い越して行った。今盛んなトレラン(山岳ラン)の訓練のようで、弟は、先程長沢駅に集合していた面々と言った。展望台があり、三浦半島の先迄望める。先端の島は城ヶ島かと思ったら、大島と気付いた。意外に近く大きく見える。里道の儘で砲台山(204m)へ着く。山頂にはアンテナ施設が建ち、その手前に丸い穴があり、先の大戦時に設けた砲台跡のようだ。前回この辺りで滑って転んだことを思い出した。

 武山からキャベツ畑を下る 次の武山(200m)へは、また一旦下るが今度は直ぐ長い階段の上りになる。ここで弟が離れてしまった。私は、先に上がり武山不動尊に参拝し遅い初詣で、孫達の成長や念願成就をお願いした。人出があり、こちらは車でも可能で、バス停も近いようだ。
境内で昼食後、展望塔へ上がる。東京湾が一望で、対岸には房総半島が広がる。小さな双耳峰は内房岩井の富山だろう。館山の房の大山はもっと先端部の筈。広葉樹林帯の中の長い直線的な山道を下る。本日、ストック二本持参し、一本は弟が使っている。賃料は肴と伝えた。
農道へ出て集落内を下ると、左手に三浦富士が見えた。全貌を捉えたが富士とは似付かない山容だ(写真下)が、カメラに収めた。周囲は一面キャベツ畑。途中の販売所でみかんを求めた。苺やサツマイモも特産とある。津久井浜駅から帰途に就き、弟とは横浜駅で別れ、また柿ピーとお茶を貰ってしまった。        (2018/01/23 K.K. 1159/1200)

□日時 2018/1/7 □天候 晴 □交通費 1,710円 □資料 山と渓谷社「首都圏ハイキング2000秋冬 三浦半島・三浦富士」 □歩行距離 12km 17,000歩
「通過時間等」自宅7:40-京急三田駅8:31-同長沢駅9:45=急坂下・休憩10:20=三浦富士10:30=展望台11:00=砲台山11:05=武山(昼食)11:25/11:55=京急津久井浜駅13:01-三田線三田駅14:15-自宅15:05