黄葉は散っていた光が丘公園銀杏並木

 また散っていた銀杏並木 練馬にある光が丘公園の銀杏黄葉を思い出し訪ねた。数年前は散り終えていて、残念な思いをしたことがある(16.11.23)。今年こそはと、公園田柄口から入園。案内図を確かめ売店前へ出て、銀杏並木通りへ右折。正面の銀杏の木々は既に葉を落としている(写真上)。また間に合わなかった。残念、リベンジならない。3日前のネット情報では見ごろとあったのだが。

 練馬光が丘公園へ 光が丘公園へと、今回は東上線下赤塚駅行きバスに乗った。初めての乗車で、途中から何処を走っているか不明になったが、赤塚内だろう。駅手前の終点に下車し、商店街から踏切を渡る。右手が下赤塚駅。東上線利用の際、一時はこの駅を利用したが、高島平へ越した頃であった。古い地図にある稲荷神社を探すが見付からない。
 現川越街道を横断し、光が丘公園へ方向を採る。現在は裏街道だが旧川越街道かなと歩く。そろそろ左手に公園の高い樹林が見える筈と屋根上を見上げるがまだ先。板橋から練馬へ入ったようで住宅街へ左折し行くが、途中の案内板で大分先と知る。田柄高校前に公園への案内があり、少し歩いて田柄口へ。思い込みからの山勘がまた外れ、現川越街道からは大分距離があった。そして、黄葉を期待し、園内へ入った。

 武蔵野の面影か 残念だが、葉のない並木の下を歩く。それでも葉のある木が1、2本あり、カメラに収めた。雑木林を歩こうと、公園奥へ。葉を落としているのは同じだが、私には武蔵野の面影を感じた(写真中)。田舎育ちには懐かしくも、癒される。
 妙安寺、出世稲荷 予定通り、北西のあけぼの橋口から公園を出て、右手先が妙安寺。境内の欅の大木は見たことがあった。家康の三河以来の家臣板倉氏が江戸入封時に開基した古刹とある。静かな本堂前へ出て、参拝。二人連れの若い方もいた。白子川沿いを歩こうとしたが、川沿いには細道もなく、一度川面を覗いただけで(写真下)、中心街通りへ戻る。そして、練馬の出世稲荷で、旧川越街道沿いにあり、川越藩主松平信綱や柳沢吉保達が参勤交代の際出世を祈願した社で、現在の名になったとある。

 ここからは少し土地勘が戻る。坂を下り現川越街道へ出て、反対側の八坂神社に寄る。この神社の存在は知っていたが、初めての参拝と思う。京都の本宮から勧請したとある。手前の延命地蔵さんにも手を合わせた。ここを埼玉側へ旧川越街道が続き白子川を渡り、白子宿である。今春に歩いた(20.5.5)。今回は、高島平行きバス停のある東上線成増駅を目指した。(20/12/5K.K.1363/1400)

◇日時 2020/11/21 ◇天候 晴れ ◇歩行距離等 9km 12,000歩 ◇資料 東京公園協会「都立光が丘公園」「通過時間等」自宅8:35-東上線下赤塚駅9:10=光が丘公園田柄口9:40=銀杏並木9:50=光が丘公園あけぼの橋口10:00=妙安寺10:10=出世稲荷神社10:25=八坂神社10:35=成増駅バス停11:00-自宅11:20