鹿浜橋から桜咲く都市農業公園へ

 今年二度目の花見ウォークは、荒川対岸にある足立の都市農業公園。以前訪ねてパンフレットが手許にあり、花の時期を待ち再訪先としていた。赤羽や王子から鹿浜橋を渡って歩くのに少し距離があるかなと読んでいた。改めて地図を眺め、4月から孫が通う学校が途中にあると気付いた。どんなキャンパスか覗いて見よう。

 鹿浜橋を渡る 王子5丁目から住宅街の中を少し歩くと隅田川があった。川幅一杯に流れ、運河のよう。足立新田高校を左に見て、前方の荒川土手へと上がる。こちらは高い土手、広い河川敷と大河である。中央の流れは遠く見えにくい。先に掛かる橋が鹿浜橋で、長い。鹿浜橋の名は知っていたが渡るのは初めて。左手先に、都市農業公園が見え始めた。橋を渡り終え、橋桁下から左岸上流へ行く。

五色桜、チューリップ 農業公園に着くと、堤脇に咲く、見頃の五色桜が出迎えてくれた(写真上)。パンフによれば、紫桜、関山、白妙、鬱金、墨染等、現在では49品種、290本あるという。花の色に微妙な違いがあり、カメラに収めた。ワシントンからの里帰り桜もある。園内に咲く様々な桜花を見上げながら、管理棟で今年のパンフを見ると、春の花まつり開催日が4月14日、15日とあり、約10日後。今年の早い開花を予想できなかったのであろう。
園内には、古民家や長屋門が移築保存してある。以前は家内の実家を思い出すことが多かったが、建て替えて50年近くなり、記憶も薄くなってしまった。
 堤下河川敷内のチューリップ園も咲き揃っている。遊歩道を巡りカメラを向けながら、色とりどりのチューリップを楽しむ。色濃くはっきりした原色の花も良い。アングル探してはシャッターを切った(写真下)。堤上へ戻って、桜の下の公園ベンチで昼食を取る。
園正面のバス停で時間を調べると30分後。鹿浜橋袂のバス停へ歩き、間もなく王子駅行きが来た。王子駅前で都電荒川線に乗り換えて直ぐ桜の名所飛鳥山公園だが、車窓から眺めたこちらのソメイヨシノは散り始めていた。

 先に孫が通うキャンパスへ 三田線板橋本町駅からバスの便があると聞いて、同駅でバス停を探し王子駅行きに乗車。初めてのコースで何処を走っているか不明だが降車バス停は、孫達に聞き知っていた。バスを降り、地図を片手に学校を探し裏通りをウロウロ。ようやく現在地が分かり、先に大きな校舎が見付かった。周囲は住宅街で、静かな地域のよう。広くはないがグランドがあり、数人の学生達がサッカーを楽しんでいる。都内としては、思ったより環境や施設的には良さそうな学校と見て後にし、少し歩くと隅田川であった。2018/04/18 K.K. 1177/1200)                                      

□日時 2018/4/2 □天候 晴 □資料 都市農業公園「都市農業公園サクラマップ」平成25年4月 □歩行距離 10km 14,000歩
「通過時間等」自宅9:50-三田線板橋本町バス停10:26-王子5丁目バス停10:40=T校キャンパス11:00=新田橋11:05=鹿浜橋11:30=都市農業公園11:40/12:10(チューリップ園11:50)=鹿浜橋袂バス停12:35-都電王子駅12:55-三田線西巣鴨駅13:15-自宅13:40