阿夫利神社下社から下山した蓑毛越え

 関東ふれあいの道・神奈川県コースは全コースを歩いたと思っていたら、神奈川県16”大山参り蓑毛のみち”は記録がないことに気付いた。阿夫利神社下社から蓑毛へ、また同神社から日向薬師へは別々に歩いたが、通しては歩いていない。また弟から誘いがあり、好都合と距離と時間から楽なコースとして選び、小田急秦野駅に待ち合わせた。

 急坂が続く蓑毛越え 秦野駅から乗ったバスを終点蓑毛に降り、近くの古寺に安全をお願いしスタート。本日は25度程になるという真夏並みの晴天。歩き出しから急な坂道で、直ぐ林の中から山中へと進んだが、坂の山道が続く。前回は下社からの下りだったから楽に歩いたのであったろう。調べたら20年も前のこと(97.10.11)。一歩一歩上がり続け、二度林道を渡ると、いよいよ記憶にもある蓑毛越え手前の深い林の中の坂道。弟は遅れ出し、時々振り返りチェックしながらゆっくりと歩を進める。大山への分岐に上がり休憩し、弟を待つ。数人のハイカーが私の前を通り過ぎ、若い女性は一息も入れず大山への直登コースへ突入して行った。山ガールである。ようやく弟が上がって来た。途中から高齢者と一緒で、我が兄と同年齢のようだ。持参したチョコレートを3人で食べた。
直ぐ蓑毛越えの地点で椅子もあり、先程先行したグループも休憩中。私は、当地から浅間山へ下ったことがある(10.2.11)。600回の山歩き時で記憶が濃い。下社へは大山山腹を巡るアップダウンの少ない歩きやすい道と思いながら行くが、予想とは違い荒れていて、最近の台風や大雨の所為だろうか。少なからず上り下りもあり、鎖場にも遭遇。偶々先日テレビ名山紀行で観て、こんな箇所があったかと調べたが見当たらなかった。そして、阿夫利神社下社に着く。弟も少し遅れて着き参拝し、本殿裏の御神水で喉を潤す。

 女坂を下り大山豆腐を食べる 境内ベンチで休憩しながら、日向薬師へは断念し、ここから麓の門前街へ下ることを弟と相談。蓑毛越えで疲れ、暑さも増している中、日向薬師迄は距離がある。彼も同意し、参道石段を下り始める。大山へは数回来ているが初めてのコース。途中から女坂にするが、急降下な上に石が不揃いで歩き難い(写真上)。手すりがある地はしっかりと掴まりながら、下り続ける。弟は、膝が笑い始めたと嘆いたが、私も直ぐ同じ状態になる。昨日も散策程度だが8km程歩いた。
大山寺に下りて、参拝。重文の仏具ご開帳日とあり、正面の仏像か。小憩し、もう当寺へはお参りすることはないだろうと思いながら、石段下りを再開。谷川を渡り、土産店が並ぶ門前街へ。狭い通りで、店員の呼び込みに誘われ、豆腐を戴く(写真下)。大山豆腐は有名で、一度は味わいたいと思っていた。評判通りの味で、大山の名水だからよ、と店員さんはニコッとした。バスで、小田急伊勢原駅へ出た。今回歩き残したコース、また弟と歩こうと思う。(2018/05/05 K.K. 1181/1200)   

□日時 2018/4/22 □天候 晴 □交通費 1,840円 □資料 厚木市観光振興課「厚木大山ハイカーズガイド」平成29年11月 □歩行距離 11km 15,000歩
「通過時間等」自宅7:25-都営神保町駅8:10-小田急新宿駅8:30-同秦野駅10:02-蓑毛10:25=大山分岐11:30=蓑毛越え11:55=阿夫利神社下社12:30/12:50=女坂12:55=大山寺13:15=門前街食堂13:40=大山参道バス停14:00-小田急伊勢原駅15:01-都営西新宿駅16:15-同春日駅16:30-自宅17:05