都心馬場先門から日本橋、大手町へ

 購読紙から箱根駅伝100回記念写真展が日本橋のデパートで開かれていると知った。駅伝ファンとしては、是非見たい。出掛けることにしたが、序に歩く先を探した。箱根駅伝10区が1999年に日本橋経由とされて久しい。私は往路を大手町から箱根芦ノ湖湖畔迄歩き通した(「山歩き里歩き1200紀行」76頁)が、唯一10区だけが往路と違うため、歩いていない部分がある。今回そこを歩くことにした。写真展のデパート前も通る。

 現10区コースへ 10区は第一京浜から日比谷通りだが、皇居前の馬場先門交差点で、90度右折する。私は三田線を大手町駅に降り、歩いた。旧勤務先のあるビルの近くで、見覚えがある。馬場先門交差点に立ち、孫達と応援したことを思い出した。孫の一人に“中大遅いね”と言われ、2013年ビリの時であったと思う。
 銀杏並木の下(写真上)、東海道・山手線高架下から京橋交差点へ歩き、左折である。この通りは少し馴染みがある。京橋にある居酒屋龍馬を贔屓にして、時々呑み仲間と通ったルート。懐かしくなって小路に入り確かめると、看板は健在であった。ここ数年ご無沙汰である。
 東京駅前通りを渡り、高島屋前から日本橋で、ライオン像のある三越本館に入り(写真下)、写真展を見学。報道写真とある。5区箱根の山登りをして山の神と呼ばれるのは順大今井、東洋大柏原、青学大神野の各選手だが、大久保初男の写真もあった。大東大で1974年から4年連続区間賞の大活躍であった。

 私の駅伝応援の歴史 私の箱根駅伝観戦は古い。以前事務所の広報誌に書いたことがあった。     
 晩秋からは駅伝シーズン。・・・何とはいっても、箱根駅伝である。小学生の頃、某新聞で予想を見ては、ラジオ放送を聴いた。兄と二人、炬燵にもぐって贔屓のW大学を応援した。縁もゆかりもなく単に知っているだけで、当時から田舎でも周知のブランド大学であったのだ。予想とは違い優勝はおろか上位入賞も敵わなかった。この頃はC大が憎らしい位に強く、6連覇を果たした時代であった。・・・ようやく宿泊先が確保できた。兄へ連絡すると先ずは大手町で1区のスタートを見送ってから、テレビ観戦し往路のゴール後、箱根へと出掛けて、翌朝大平台で6区山下りを観たいと言って来た。・・・ (「SOEI VOICE」2009年12月vol.57)

 大手町のゴール 日本橋から大手町へ歩く。右手が日本銀行で、常盤橋を渡り、また山手線高架下から大手町ビル街がとなり、新聞社前のゴールであった。箱根駅伝記念碑があり、99の優勝校が刻まれていた。(2024/1/14 K.K.1540)

◇日時 2023/12/13 ◇天候 晴 ◇資料 昭文社「箱根駅伝まるごとガイド10区」2007 ◇歩行距離等 10,000歩 7㎞
「通過時間等」 自宅12:40-三田線大手町駅13:25=馬場崎門交差点13:40=京橋13:50=日本橋14:10=三越箱根駅伝100回記念写真展14:15/14:30=大手町15:00=三田線大手町駅15:07-自宅15:50