躑躅を求め赤城山南麓から館林へ

 Sさんから、躑躅鑑賞の誘いがあつた。行き先は赤城南山麓の赤城神社参道という。数年前、二人で訪ねたが、咲き終えていた(17.5.20)。私に異存はなく、二つ返事でOK。彼の車で、6時出発となった。ネットで、咲き具合を当たったが、良くわからない。

 これからの赤城神社参道 関越自動車道を走り、高崎インター先で降りて、前橋郊外を過ぎ三代沢の赤城神社に着いた時は、8時30分であった。誰も見当たらない本殿に参拝し、長い表参道へ。松並木の参道に、咲く山躑躅はあるがポツリポツリで(写真上)、これからの状態。それでも朱色の花を拾いながら、カメラを向け松並の下を歩く。Sさんも、一眼レフを携え上下しているよう。前回は遅すぎ、今回は早過ぎ、天候も絡み自然相手は儘ならない。
 前橋嶺公園から館林へ 途中にある前橋の嶺公園へ向かう。水芭蕉の咲く地との情報を得た。駐車場から園内案内図で水芭蕉がある湿地帯を確かめ、探し当て覗いたが、こちらは、葉は伸びているが白い花は一切見えない。残念。水芭蕉の花期が早まっていて、期待したのだが。
 私は、館林のつつじが岡公園を提案。北関東自動車道を利用すれば遠くはなく、また回り道でもないとSさん同意し、ハンドルを向けてくれた。大分前だが、花友と鑑賞に来園し、満開のつつじ園を巡ったことがあった(11.4.30)。時期も合い夢よ、もう一度である。赤城の山よりは、平地の方が花は早いかもしれない。車は市役所前駐車場に停まり、つつじが岡公園へは少し距離があった。

 満開のつつじが岡 つつじ祭り開催中で、早速入園。右手土手に咲く満開のつつじの花が出迎えてくれた。赤色中心で、濃い赤色の花は妖艶でもある。鑑賞客と一緒に広いつつじ園を巡る。左右に咲く花々は殆ど満開状態。赤、朱、ピンク、そして白が混じって咲き揃い、重なり合い見事で、燃えるようでもある(写真下)。入園来シャッターを切り続けている。後ろのSさんを待って、つつじ山へ入る。見覚えがあった。つつじの間に遊歩道が切られ、左右に花を愛でながら巡る。城沼畔へ下りて、uターン。当地は、館林城跡という。つつじが岡公園の前に、城沼に架かる尾曳橋を渡って旧秋元別邸庭でも、咲き競うつつじを鑑賞出来た。最後の館林藩主が秋元氏であったと思う。
 つつじの花に満たされ帰途へと就いた。館林から東北自動車道は直ぐで、ノンストップで我が家迄走ってくれ、14時過ぎには帰宅した。Sさんありがとうございました。(2021/5/16 K.K.1391/14000)

◇日時 2021/04/25 ◇天候 晴れ ◇歩行距離等 9km 13,000歩 ◇資料 館林観光協会「つつじまつり」「通過時間等」 自宅6:00-群馬三代沢赤城神社8:30-前橋嶺公園9:15-館林つつじ岡公園11:20/12:20-自宅14:20