練馬氷川台から環七を歩き板橋本町へ

 歩く先を板橋区内から練馬へもと広げたい。約20年前練馬から石神井川沿いに板橋へ下った時、氷川台で氷川神社を探し損ねたこと(00.3.5)を思い出し、地図を広げた。練馬へは池袋駅からの外、大江戸線で春日駅、都庁前駅経由があるが遠い。そんな中、成増から有楽町線で氷川台駅へと気付いた。路線検索では約半分ちょっとの時間である。

 成増から練馬氷川台へ 東武成増駅へバスで出て、川越街道で地下鉄成増駅へ下りた。見慣れない駅で、多分初めてかもしれない。三つ目氷川台駅に降り地上へ出て、案内地図で石神井川を探す。直ぐ先が川で、おはま井戸へと歩く。一度訪ねて、橋の先の池泉の筈と探し回るが見当たらない。地元の方に尋ねると、住宅街へ入った小公園と教えてくれた。おはま井戸は、嘗て石神井川縁の湧水池で、下練馬の鎮守氷川神社は当初ここに創建されたが現在地へ移転したとある。それでお祭りでは神輿で渡御する儀式が現在も行われているという。池などなく記憶と違う。
 おはま井戸から氷川神社 石神井川を渡り、住宅街に氷川神社を探し、丁目と高い樹木に見当付け近づくと境内、社があり(写真上)、参拝。古社の雰囲気はあるが、これまで訪ねた神社とそう変わりはない。1400年代創建との案内であるが大宮の氷川神社が一之宮で総社らしい。境内で、持参した水筒からウーロン茶を飲む。商店街を歩き練馬区から板橋区へ。左手に、あの“練鑑”があった。

 城北中央公園の思い出 城北中央公園に着く。目の前が軟式野球場で、確か昭和48年頃私が旧職場チームを案内しプレーしたことを思い出した。相手チームも覚えている。近所の友人で当管理事務所に勤務していた方が確保してくれたと思う。広場では母子でシャボン玉を飛ばしあっている。公園を出て桜川緑道を歩く。右手が区体育館、中二の孫がバスケ部で頑張っている。当体育館も走り回ったことがあるのであろうか。
 正面が安養院。昨秋偶々立ち寄り参拝して、境内の欅の大木に魅せられた。再訪だがコースに組み入れた。大寺院で広く、裏口から入り本堂へ回るのに戸惑ってしまった。今回は、手を合わせてから境内を見回し、シャッターを切った。榧の大木の下に空海像もある(写真下)。欅は葉を落としていた。
 環七を歩く 石神井川台橋へ出て、川沿いに下る。出会った大通りは、川越街道ではなく環七通り。それでは側道を行けば板橋本町駅へ至ると歩いた。予想以上に距離があり、川越街道を渡り、東上線下を通過したが、未だ先。途中交差点近くに飼い猫ぽんちゃんが入院したアニホスがあった。前方に首都高速高架が見え始めたのは、足に疲れが出始めた頃。高架下で三田線板橋本町駅へと階段を降りた。(2021/2/9 K.K. 1373/1400)                                            

◇日時 2021/01/26 ◇天候 晴れ ◇歩行距離等 11km 16,000歩 ◇資料 昭文社「東京都市図15」2004年4月 通過時間等」自宅9:45-有楽町線成増駅10:20-同氷川台駅10:35=おはま井戸10:50=氷川神社11:05=城北中央公園11:30=桜川緑道11:50=安養院12:00=環七通り12:10=川越街道12:20=東上線下12:25=三田線板橋本町駅12:44-自宅13:05