スイスロシュ・ド・ネーへ 列車でモントレーからロシュ・ド・ネーへ行くことにする。登山電車があり2,045Mの頂上付近からはレマン湖からアルプスまでの展望がよいことで知られている山という。コルナバァン駅からの列車はレマン湖を左に見ながら、農村地帯を走る。広い畑に農家が点在している。樹木は紅葉しているが黄色のみ。ぶどう畑が続く。日本のように棚ではない。ローザンヌで乗り換える。再び列車に乗りモントレーで下車。登山電車は週末のみで、バスが途中のコー(CAUX)まで走っているらしい。田舎町の狭い道を走る。両側の建物は2,3階の石造りでいかにも西洋風。山道となり、狭い坂をバスは右に左に懸命に走る。レマン湖を見下ろす高さとなり、山裾に広がる牧場に牛が散らばっている風景はいかにもスイスらしい。
コー駅に到着。正面に見える山は多分ロシュ・ド・ネーと思われるが、山頂は雲に隠れて見えない。やっぱりここから上には行けないようだ。あきらめて駅のレストランで食事をする。帰り際に外に出たら、雲の一部が切れて、雪に覆われ白い峻険な頂上がはっきり見え、急いでシャッターを’押す。
シヨン城へ モントレーに戻り、バスでシヨン城へ向かう。同城は16年振り。最近城跡巡りをしている小生にはラッキー。シヨン城は、16年前と同様、湖畔に静かに佇んでいた。記憶にあったのはトイレや大広間、地下の牢獄など。楼閣への梯は狭く、薄暗い中最上階まで上る。秋の薄い夕日を浴びた古城は歴 を感じさせるに十分であった。(前回80.11.30写す) モントレー駅から、夕方の混んだ列車でジュネーブ・コルナバァン駅に戻り、ホテルに帰った。(96/10/30)
フランス領のサレーブ山へ フランス領のサレーブ山[1,375M]へ出掛ける。同山はロープウェーがあり、ジュネーブやレマン湖が見下ろせるという。昨日に続き天気良好。この時期のジュネーブでは珍しいようである。ホテル前からバスに乗り、モンブラン橋で乗り換え、ヴェリエ(VEYR1ER)へ向かう。ジュネーブの街を抜けると農村地帯となる。間もなく終点ヴェリエ到着。降りた客はハイキング支度のおばさんグループと我々のみ。フランスとの国境を徒歩で越えたが、チェック無し。大回りしてロープウェーの下駅に着く。目前のサレーブ山は山肌が露出した岩で縞模様になっている。石材を削った跡か。約5分で山頂駅となる。
モンブランを展望 レマン湖やその湖畔に位置するジュネーブ市街が一望でき、特徴あるWIPO本部ビルが確認できた。反対側がアルプスのようで、雪に覆われた白い山並みが美しい。一際高い山がモンブランと思われるが案内板もなく確認できない。駅の従業員に聞いたら、少し上った山頂付近ではモンブランがよく見えるという。道に沿って10分程上ると展望が開け、白い連峰の中央に位置する高い山がモンブランに違いない。先程見た山だ。反対側が牧場で、カウベルを付けた羊や山羊が草を食み、それを見守る若者と2匹の躾のよい犬。正にハイジの世界である。しかも昨日までは雨であったとのこと。我々は付いているという外はない。バスでジュネーブに戻る。(96/10/31 132)
追記 スイスジュネーブには三度滞在した。標高1000m以上の地で寒かったのを覚えている。会議のない日に近くの山麓を巡った。アルプスの本場の国であるが、天候が悪く残念であった。でも、最初の時シャモニーへ行き、モンブランを正面に見た。反対側の高山をロープウェーで上がり、天候にも恵まれた時であった。いずれも30年前である。

