町田薬師池公園に森陰を歩き蓮の花を観る

 本日は、弟と小田急自然ふれあい歩道を歩く予定で、集合地町田駅へ向かっていた。しかし外は暑く、高年者のハイキングには向かない天候。車中、炎天下歩かないで済む社寺巡りや公園散策へ予定変更を思い付き、町田の薬師池公園が浮かんだ。大分前だが一度ハイク友に案内して貰ったことがあった(06.4.30)。幸い弟には歩く先は未だ伝えていない。町田駅からのアクセスをスマホで検索した。

 町田薬師池公園へ 町田駅に降りると改札口に、弟は待っていた。薬師池公園へと告げ、北口から裏通りのバス停へ出た。弟は、初めての地と言い、少しホッとする。街中から郊外へ出て、バス停薬師池に降り歩き出すと公園裏門があり、入園。樹林の下の歩道で涼しい(写真上)。森を出て小さな谷戸、狭間で、中心は湿地だが、ハナショウブは終わっている。右手に水車小屋がある。久し振りで、近付いて眺め、カメラに収めた。薬師池手前を左折し移築の古民家へ。旧地主宅が定番だと思うが、一戸は医者のお宅。薬医門から中を覗くと農家とは間仕切りが違う。先のは藁葺きの農家で、入口には広い土間である。
 薬師池と蓮の花 公園のシンボル薬師池は、そう広くはない池で、太鼓橋が架かる(写真下)。天正時代あの北條氏邦の領地で、溜池として開発され、氏邦の裁可を得たとある。彼は武蔵寄居鉢形城主として知られる。渡って反対側へ出て、警備室があり、当園パンフを貰い、七国山の位置を尋ねるが良く分からない。本園も二度目だが、記憶にある風景は見当たらない。加齢の所為だろうか。
 直ぐ先が蓮池。遅いかなとも思ったが、ポツリ、ポツリと、ピンクの大型の花が咲いている。古代蓮、大賀蓮で、弟は、池回りでアングルを探している。私は、ベンチで休憩し、水を補給しながら、埼玉白岡の蓮の花もこんなものだったと思い出した。

 薬師堂に参拝 蓮池を離れ、右手土手へ上がり、林の中を歩きちょっぴりハイキング気分を味わう。七国山へと期待したが、そう偶然はなく、野津田薬師堂へと続き、公園外へ出で、参拝。天平年間に繋がる古刹のようだが、現堂宇は明治期の再建とある。孫達の成長と家内とぽんずの引き続きの成仏をお願いした。また樹林帯の下を歩き、谷戸から裏門へ出て、バスを待った。
 町田駅で、朝預けた物をコインロッカーから出し、弟と交換。私は好物ウィスキーを貰い、弟へお裾分けの田舎料理を手渡した。駅前で昼食をし、また歩こうと約束し分かれ、私はJR横浜線で東神奈川駅へ出て、京浜東北線有楽町駅に降り買い物をし、帰宅。本記録印刷用のインクカートリッジを求めた。最近記録作成が多く、消費、交換時期が速い。(2019/09/23 K.K. 1285/1300)

◇日時 2019/9/7 ◇天候 晴 ◇交通費 370円、青春18切符10 ◇資料 「薬師池」◇歩数等 12,000歩 8km
「通過時間等」自宅8:10-JR巣鴨駅8:50-小田急新宿駅9:10-同町田駅北口10:12-薬師池バス停10:30=薬師池11:00=野津田薬師堂11:20=薬師池バス停11:45-町田駅(昼食)12:15/12:52-JR東神奈川駅13:20-同有楽町鴨駅14:00・・・・自宅15:30