甲州古道与瀬、吉野を歩き通す

 旧甲州街道のハイキング資料「甲州古道案内図」を入手し、大月から高尾へ向け歩き始めてから久しい。上野原迄は順調であったが、藤野を過ぎて吉野から躓いた。最初はコースを誤り、相模湖へ現甲州街道を歩いてしまった。リベンジハイクでは、与瀬への貝沢からの古道を探せず失敗し、それも二度である。ようやくショックも癒え、チャレンジした。

 三度目の貝沢口 前回(19.5.5)の帰途JR相模湖駅で入手した資料で、その時探し損ねた与瀬宿一里塚は、私の想定とは違い、貝沢から上がって戻った与瀬宿横道入口付近らしい。甲州古道は貝沢途中から沢を渡って土手を上がり、下流へ戻って横道入口へと入り組んでいると分かったが、後半の現況は不明。そんなルートを頭に入れ相模湖駅をスタートし、貝沢入口にあるラーメン店を目指した。三度目である。
 遂に探し当てた一里塚 貝沢口ラーメン店前を過ぎ、与瀬の横道地区へ坂道を歩く。坂途中で、右の貝沢方向の山中へと入る。最後の民家を過ぎ小さな広場へ至ると、奥にあった。ネット上の写真で見た一里塚を示す棒杭が立っていた(写真上)。確かめカメラに収めた。日本橋から16番目である。すぐ裏が貝沢渓谷。前回は先の上流付近で、横道地区へ強引に土手の仕事道を下りてしまっていた。一里塚は集落先と思っていたが、手前であった。反対側には相模湖が望め(写真下)、背後の高い山は丹沢端の大山であろうか。

 甲州古道を吉野へ 横道地区へ戻り集落内の甲州古道を行く。秋葉神社前から橋沢地区で、前回この辺りで諦めuターンした。山際に続く坂道を下り、古い集落は未だ神奈川の相模原で、山梨ではないと気付いた。前々回(17.10.26)、貝沢を直進してしまい陣馬山の派生尾根裾の奈良本へ出たが、その時の風景と重なり始めた。道端にキバナコスモスを見付け立ち止まり、シャッター切った。
 次の吉野へ向け、左手に90度ターン。そして、中高速道路を高架で渡る。左手先に見える高いアーチは相模川勝瀬橋だろう。
 吉野からバス乗車 坂道を下り続けるが、吉野地区の現甲州街道迄は距離があった。ようやく現街道との丁字路へ着き、吉野宿観光案内所前にバス停を見付け、藤野駅行を見ると10分後。先程相模湖駅前でチェックし、間に合えばと思っていたが、少し余裕があった。バスでJR藤野駅に着くと、直ぐ高尾行が来て乗車。近くの藤野名倉に住む友人へ連絡する間もなかった。
 今回は、与瀬宿一里塚を探し当て、吉野へ歩いて、積年の肩の荷を下ろした思いで帰途に就いた。(2021/11/17 K.K. 1419/1500)

◇日時 2021/10/24 ◇天候 晴れ ◇交通費 1,360円 ◇資料 JR東日本八王子支社「相模湖駅→上野原駅」 ◇歩行距離等 13,000歩 9㎞ 
「通過時間等」自宅8:25-新宿線神保町駅9:12-JR高尾駅10:19-同相模湖駅10:30=貝沢口10:45=与瀬宿一里塚10:55=吉野12:01=JR藤野駅12:09-京王高尾駅12:35-三田線神保町駅13:45-自宅14:20