ラジオだったと思うが、川口の植物センターにさざんかが見頃になったと聴いた。さざんかは冬期の花だとは知っているが、花自体は定かではない。細長の葉に赤い実を付けた花かな、違うかな程度で、ネットで調べると椿の仲間とある。我が団地の生け垣に咲いている花がそのようだ。少し引けたが、最近遠出が続いたので、近くの東川口は丁度良い。
西福寺三重塔へ 最寄り駅は、地下鉄南北線からの埼玉高速鉄道戸塚安行駅と分かった。JR巣鴨駅から山手線に乗り隣の駒込駅で、南北線に乗り換えた。この線に乗ることは少なく、特に赤羽の先からは初めてだと思う。戸塚安行駅に着き地上へ出て、持参マップと方向を確かめた。さざんかだけでは物足りなく、近くにある西福寺を目指す。古刹で、三重塔があるという。途中から寺の案内があり、難なく三重塔と寺院へと辿り着いた。高さ23mの塔(写真上)を見上げカメラに収めた。将軍家光の娘千代姫が奉建したとある。
遅めの紅葉に包まれた田舎道を抜け南下し、外環高速下となる。迷わず、最初の交差点を右折したが植物センターが現れない。左手の筈だが、また交差点へ至り見覚えのある風景。赤山日枝神社があり、赤山城跡を訪ねた時(02.11.17)、寄ったと思う。通り一本間違えたと気付いて左折し東方へ行き、そろそろかと途中から植木園のような畑地へ進入したが、植物センターではない。マップにある安行氷川神社があったが、センターの方向が不明。尋ねてようやくセンターの通りへ出たが、先にある興善院前であった。紅葉で有名で、本日も人出がある。15時半になりセンターの閉園時間を気にし、紅葉に覆われた参道を覗きシャッターを切っただけで、左手に見え始めたセンターへと急ぐ。
期待しすぎのさざんかの花 植物センターへ入園すると、さざんかはあったがやや遅めの感じ。赤やピンクの花を付けたさざんかは椿似だ(写真下)。カメラを向けながら、広くはないセンター内を一回り。季節の花観賞では時々思うことだが、ラジオで宣伝する程の花園かなと疑問が生じ、特に量的に少ないことが多い。今回も、さざんかの木は、他の樹木に混じり、ぽつりぽつりあるだけ。私の先入観が誤りか、それとも期待感が強すぎるのだろうか。満足するには至らず確かめた程度で、駅へ戻る。管理事務所でパンフしようと思ったが、本日は閉まっていた。
川口安行は植木の街らしく、栽培している植木屋さんの並ぶ通りから戸塚安行駅を探して、地下ホームへと降りた。途中王子駅から寄り道して巣鴨駅へ出て帰宅した。(2017/12/24 K.K. 1153/1200)
◇日時 2017/12/3 ◇天候 晴 ◇交通費 1,420円 ◇資料 昭文社「埼玉県道路地図」◇歩行距離 9km 13,000歩
「通過時間等」自宅13:40-JR巣鴨駅14:13-南北線駒込駅14:20-戸塚安行駅14:50=西福寺15:00=赤山日枝神社15:15=興善寺15:30=川口緑と花振興センター15:35/15:50=戸塚安行駅16:16-王子駅16:40-三田線巣鴨駅17:25-自宅18:00
先日の1146昭和の森編について、故郷の読者で歌人のS先生から、句を戴きました。
“トンネルの白さが語る未知の里”です。有り難うございました。