明治神宮に参拝し早稲田地区を歩く

 今年のGWは10連休で、私は、3月末事務所を退所しずっと連休みたいなものでのんびりしていた。朝、旧友のAさんから電話があり、令和元年初日の本日、明治神宮参拝を誘われた。想定外のことだが、ハイキングでは逆に、急に誘いAさんに付き合って貰うこともあるので、今回はそのお返しと同行することにした。明治神宮だけでは足りないので、都心散策を付け加えたい。歩く先は電車の中で考えることにした。

 明治神宮令和参拝 JR原宿駅に着くと込み合っている。Aさんは見付かり挨拶もそこそこに、神宮の森参道へ入る。これからの参拝者は多いが、既に済ませて帰る方もいる。参道右に長い列が出来ている。御朱印を貰う列で、4時間待ちとの声も聞こえる。令和初日の日付は記念になり、希少価値があるということか。Aさんもそのつもりだというが、これでは難しい。
 深い森の中を進んで本殿前に着くと、大勢が並んで順番待ち状態。外国人も混じる。正月の初詣のようである(写真上)。そうは待たずに最前列へ出て、参拝。いつものように令和時代でも孫達の変わらぬ成長をお願いした。
 この度の御退位は平成天皇らしいと思う。平成天皇は、多くの国内被災地訪問で知られているが、先の大戦の激戦地を屡々訪ねられ、内外人問わず戦場に散った者を慰霊されている。私は、一昨年春の叙勲の際皇居豊明殿で御言葉を戴いた。御元気に登壇され御高齢さは窺えなかったと思う。弟君の常陸宮殿下には、発明功労賞受賞の際、単独で拝謁の栄に浴した。そんなことを思い出しながら、原宿駅前へ戻り、Aさんに別れた。

 関口芭蕉庵また閉所中 転んでもハイキングの私は、地下鉄副都心線で、原宿駅から西早稲田駅へ出て、関口芭蕉庵を訪ねることにした。今春は閉所日に当たり断念していた。副都心線乗車は初めてかと思ったが、池袋駅から横浜駅へ乗ったかも知れない。駅で、早稲田大学方向を確かめ地上へ出て、坂を下る。戸山公園入口を右に見た先で、石段を上がり穴八幡神社へ詣でる。2度目と思うが社殿が新しいように見えた。十字路を渡り早稲田大学キャンパスへ。本日は休校のようで、学生はチラホラ。大隈講堂を眺め、新目白通りへ左折。神田川を渡り関口芭蕉庵前へ出て、入口へ回ると本日閉所の貼り紙。車中、ネットで調べたら開所中とあったのだが。やむを得ず踵を返し、隣の水神社前から、新江戸川公園へ入園。元細川家の大名庭園で、ツツジに期待する。裏門から入ったら、携帯が振動し後輩から電話。休日の筈なのに仕事中で訴訟案件の話し、ご苦労さんである。池回りや筑山裾に切られた遊歩道を一周する。ツツジは僅かに咲いていた(写真下)。都電早稲田駅へ出て、帰宅。電車先頭には日の丸が飾られていた。(2019/05/16 K.K. 1256/300)

◇日時 2019/5/1  ◇天候 曇り ◇交通費 330円 ◇資料 昭文社「東京都市図」2004年4月 ◇歩数等 13,000歩 9km

「通過時間等」自宅9:55-JR巣鴨駅10:38-同原宿駅10:50=明治神宮11:05-腹心線原宿駅11:55-同西早稲田駅12:20=穴八幡神社12:35=早稲田大学西門12:45=関口芭蕉庵13:00=新江戸川公園13:05=都電早稲田駅13:20-三田線西巣鴨駅13:50-自宅14:20