道後温泉泊の翌日・最終日は今治城跡か大洲城跡見学を考えていたが、松山空港集合時間が13時過ぎで、戻れないかもしれない。急遽幹事設定コース、松山城見学に変更してもらう。昨夜は2班、3班と一緒になり大宴会を楽しんだ。本日は10時出発で、朝もゆっくりで余裕がある。
朝は温泉地区散策 朝食後散策に出掛ける。坂道を下り温泉街を抜け、アーケードの商店街。この時間シャッター通りだが、ちらちらと土産店が開店準備をしている。駅前へ出て、道後温泉駅の駅舎は板張りの木造。ぼっちゃん先生からの歴史を感じさせる。その前に、当時走っていた坊ちゃん列車が展示中。反対側にからくり時計があり(写真上)、初めて見る。道後温泉本館100周年記念とし平成6年に制作、設置したとある。小説ぼっちゃん登場人物の人形が飛び出すらしいが、時間が合わずそのチャンスはない。また商店街を通り、開店した土産店で、坊ちゃん団子を求めた。
坂道を道後温泉本館前へ上がると、もう入浴客が列を作っている。昨日夕方も混んでいて宿泊先の温泉にした。朝湯も考えたが、南国なのに朝は寒く湯後の冷えを避け、今回はパス。これまで三度入っている。直ぐ側に、”玉の石”がありパワースポットのようだ。孫達の健康と成長をお願いし、宿泊先へ戻った。
現存する松山城郭 10時松山城へバスで出発。直ぐ城山下に着き、ロープウェイに乗る。同僚のNさん、城に興味があるようで話しかけて来た。松山城は江戸期から現存する12城の一つで、多くは天守閣のみ遺るが、本城は天守のみならず連結する櫓や多くの門も遺る貴重な遺産である。姫路城や松本城もそうだが、化粧直ししけばけばしい姫路城とは違い、本城は歴史や風格さえ感じさせる。本城の外、丸亀城や宇和島城、高知城と四国に遺るのは空襲被害がなかったらしいなどと話した。昨日、今治を通過した際、同地出身のNさんに色々と教えて貰い、そのお返しのつもりである。
乾門へ 城内への途中ガイドさん、高い石垣を指さし、”はらみ石垣”と紹介してくれたが、初めて聞く石垣形状。通常は内側に反るのが特徴だが、その反対の形状に疑問が生じ、帰宅後資料やネットを見たが見当たらない。門を3箇所潜り入城し本丸前へ出て、皆天守内へ入ったが、私は一人裏へ回り、乾門へ。初めての門で、搦め手側の門だが高く大きい立派な門(写真下)をカメラに収めた。更に裏へ下り本丸外側の石垣下を回る。見学者はなく、寂しい位。ようやく出口付近で、外人カップルと擦れ違い挨拶。ロープウェイ上駅に着くと我がメンバーがいて一緒に、下りはリフトに乗る。最初の見学もリフトだった(94.2.18)と思い出した。松山市内で、Nさん推薦の宇和島鯛飯、鯛そーめんで昼食後、松山空港へ向かった。 (2017/12/06 K.K. 1149/1200)
◇日時 2017/11/12 ◇天候 晴 ◇資料 IYOTETSU「松山城ロープウェイ・リフト」 ◇歩行距離 7km 10,000歩
「通過時間等」ホテル・散策800-8:40/10:05-ロープウェイ下駅10:15-松山城口10:30=乾門11:05=ロープウェイ上駅11:30-同下駅11:50-松山市(昼食)12:05/13:00-松山空港14:50-羽田空港16:20-自宅18:00