ワンゲル部ハイクに参加し宝登山に登る

勤務先ワンゲル部ハイキングに参加を申し込んでいた。秩父長瀞宝登山(497m)で低山だが、遠ざかっている山歩きへの足慣らしである。一週間前2泊3日の所内旅行があり疲れが取れず、今一気が乗らないがロープウェイもあり、早朝出発の船下りはパスしハイキングのみにして貰った。下山後はバーヴェキュー付である。

 四度目は紅葉の宝登山 私が、東武東上線から秩父鉄道へ乗り換え長瀞駅に着いたら、メンバーは駅前で待っていてくれた。若者8人と一緒に、宝登山神社参道から先ずは麓の神社に参拝し、安全をお願いする。境内の紅葉は見頃で美しい。参道は頂上の奥宮へ続き次第に傾斜を増して行く。約50分と確かめ、林の中の坂道をゆっくりと上がる。久しぶりの山坂でペースが掴めず、前になり後になりながら歩き続ける。くねりはあるが林道のような広い道で歩き易い(写真上)。皆さん元気で会話は途切れない。時々は紅葉が現れ、眺め、カメラに収める。 私は、当山は三度歩き、今回のコースは最初の時上がった(97.3.29)が、20年前のことで記憶はゼロ。左手をロープウェイが走り、木立の間からゴンドラが見えた。時間的に中間点を過ぎたろう辺りで、関東ふれあいの道分岐点があり、そちらへ入ると狭い山道となる。そして、ロープウェイ山頂駅脇へ出た。直ぐ上がロウバイ園で、花友と観賞したことがある(11.2.27)。園内を抜け最後の急登を上がると小さな山頂で、標柱にタッチし休憩。山頂の裏側は直登の長い階段で、長瀞アルプスを縦走した二度目の時(09.3.21)、難渋したのを思い出した。右手奥には両神山、正面には武甲山が聳える。眼下の秩父市は山峡の街だ。メンバーに紹介したら、石灰岩採掘で異様な山容になっている武甲山には興味を示してくれた。軽食とワインを楽しんでいると、汽笛が聞こえてきた。土日のみだと思うが、秩父鉄道は蒸気機関車が走っている。

 バーヴェキューを楽しむ 休憩を終え奥宮に詣で、ロウバイ園を通りロープウェイ山頂駅から乗車。車窓から見えた白い花は冬桜と教えて貰った。折良くシャトルバスがあり駅へ戻る。私は歩きはお終いと思っていたら、バーヴェキュー迄は時間があり、長瀞岩畳へ寄るという。後に付いて土産店街から荒川渓谷へ出た。皆さん元気で大岩へ上がったが、私は入口で休憩。更にバーヴェキュー会場は遠くタクシーを期待していたが徒歩。20分以上歩いて、宝登山とは反対側の山裾の会場に着いた。途中荒川を渡る橋付近は紅葉に覆われ(写真下)、紅葉に彩られた正面の里山は元飼い猫タマの背中を思い出させた。本格的なバーヴェキューで、若者達の旺盛な食欲に煽られ、私は一年分の肉を食べてしまった。大勢での山歩きも楽しいものと再認識した。ワンゲル部の皆さんお世話様でした。(2017/12/12 K.K. 1150/1200)

◇日時 2017/11/18 ◇天候 晴 ◇交通費 2,490円 ◇資料 「宝登山散策マップ」◇歩行距離 15km 21,000歩
「通過時間等」自宅7:55-東武成増駅8:25-秩父鉄道寄居駅10:04-同長瀞駅10:35=宝登山神社10:55=宝登山11:55/12:20=宝登山神社奥宮12:25=ロープウェイ山頂駅12:50-長瀞駅前13:00=長瀞岩畳13:20=バーヴェキュー会場古沢園14:00/15:50=秩父鉄道野上駅16:31-東武寄居駅17:00-同成増駅18:25-自宅18:45