ラジオのローカルニュースで、小石川後楽園で蓮の花が見頃と流れた。梅雨の時期で、此のところ雨が続き私の里歩きも儘ならない。蓮の花は好きな花だし、小石川後楽園なら我が家からは地下鉄三田線一本で、近い。雨中の蓮鑑賞も風流かもしれない。本日は曇りだが雨ではなく、その後の寄り道先は車中で考えようと出掛けた。
小石川後楽園を巡る 三田線水道橋駅に降り、地上へ出た。東京ドームに沿った外堀通り歩道の先の筈。思ったより距離があったが東門が開いていて、入園。シニア料金をPASMOをタッチして支払う。直ぐ先が池で、多くの蓮葉の間に、白い蓮の花が見えている(写真上)。花が小さいようだ。花数が多めの池端へ回りカメラを向けた。先日千葉公園で大賀ハスの花を鑑賞したばかりで、その所為か華やかさが足りないように見える。午前中も早い時間なのに人出がある。高齢者もグループが多い。
後楽園と水戸黄門 隣が大泉水で、当小石川後楽園の中心をなし、琵琶湖を見立てたという(写真中)。蓬莱島が浮かぶ。1629(寛永6)年水戸藩の中屋敷(後に上屋敷)庭園として頼房が造り、二代光圀が完成させたとある。池沿いに回り、酒亭九八屋から稲田へ。説明によれば、光圀が綱條夫人に農民の苦労を伝えるための田圃という。黄門様の面影が偲ばれる。私は、bs6チャンネルで、“水戸黄門”の再放送を観て、黄門様が悪代官や悪徳商人をやっつけて農民や商人達を護るご老公の漫遊ストーリを目にしている。
カキツバタ園があったが、空の湿地帯。終わったのであろうか。池を離れ高台の樹林帯へ入り小町塚、八掛堂跡、円月橋を巡る。後楽園は数度訪ねているが、この辺りは初めてと思う。池端へ戻ると、一つ松の右に蓮池があり、こちらはピンクの花(写真下)。狭い池で、花は少なくアングルを探しカメラを向けた。ピンクの花は私にとっては蓮らしい。奥の渡月橋を往復して戻り、池を一周し東門を出た。
銀座山形プラザへ 我が故郷のアンテナショップ銀座山形プラザへ行くことにする。季節の郷土産品を見たい。日比谷駅から地下道を歩きJR有楽町駅付近で地上へ出て、銀座へ。久振りで何とか店舗前へ着くとジャスト開店時間。広くはない店舗内を眺めたが、期待した山形桃はなく、サクランボは終わったようである。麦切と温海産赤カブ漬を求めた。麦切は庄内のみで造られる夏用麺類である。また三田線日比谷へ歩いた。(2023/8/8 K.K.1518)
◇日時 2023/07/15 ◇天候 曇り ◇資料 「小石川後楽園」 ◇歩行距離等 10,000歩 7㎞ 「通過時間等」自宅7:50-三田線水道橋駅8:25=小石川後楽園8:35/9:25=三田線水道橋駅9:35-同日比谷駅9:50=山形プラザ10:00=三田線日比谷駅10:22-自宅11:10 |