久しぶりに弟と一緒で、歩く先を検討し結局は二人の中間地にある小田急自然ふれあいの道にした。小田急狛江駅から社寺や公園を巡って多摩川縁を歩き、和泉多摩川駅へのコースで、我々高齢者向きである。これまでも、二人で向ヶ丘遊園駅や玉川学園前駅、町田駅コースなどを歩いた。
小田急狛江駅をスタート 私が新宿駅で小田急線に乗り換えたら、弟から狛江駅に着いたとメールがあった。弟の先着はいつものことで、こちらは小田急車中と返信した。狛江駅改札口で弟と一緒になり、駅前からスタート。
駅前公園内の弁財天池、そして泉龍寺が最初のコースポイント。駅前とは思えない森の中に小さな池があり、その隣に古刹があった。本日天候良く、境内では園児達が遊んでいる。山門から本堂前へ進み参拝。
住宅街を行き、むいから古民家を探す。一度方向を間違えたが戻って到着。茅葺の農家と長屋門が保存されている。多摩地区は昭和の中頃までは古民家が残る農村地帯であったのだろう。入口で検温され、連絡先記入を求められた。一回りしカメラに収め、道路を渡って西河原公園へ。道路沿いの細長い園内を先へ歩く。先導する弟が右折地点を通過してしまい、万葉歌碑の案内に右折する。
万葉歌碑、伊豆美神社 万葉歌碑(写真上)は、“多摩川にさらす手作りさらさらに何そこの児のここだ愛しき”とあり玉川碑と呼ばれ、オリジナルは松平定信の筆らしい。多摩川の洪水で流され、再建されたとある。弟が、やはり伊豆美神社、兜塚古墳を通り越したと言い、住宅街の通路を戻る。神社は見付かり詣でる。井伊直弼の石碑があり、当地は井伊家の領地でもあったとある。参道も長く並木がある。兜塚古墳は行きつ戻りつしたが、神社の裏手にあった。塚上には木々が繁り、確かめただけで西河原公園前へ出て、また同じ道を行き、万葉歌碑案内のある交差点を左折し、多摩川土手へ。
五本松に再会 多摩川を眺めるのは久しい。下流もこの辺りでは川幅は広く、流れはその中心。下ると直ぐ五本松(写真下)。土手下に十本に満たない松林がある。以前反対側から歩いた時(08.3.11)、昭和の時代劇ロケ地と知った。
コースも後半で、多摩川水道橋袂で休憩。目の前は世田谷通りとある。小田急線高架下からまた堤上を下る。コースポイントもなく、宿河原堰堤を見て土手を降り、だらだらと商店街や住宅街を抜け、大通りを左へ歩くと小田急和泉多摩川駅であった。駅前で昼食を取ろうとしたが、店が少ない上に、あった店も持ち帰りのみと言われ、食事を諦め、駅ホームへ上がった。弟に、誕生祝にと高級ウィスキーを渡された。律儀な弟に感謝である。(2020/11/10K.K.1358/1400)
◇日時 2020/10/21 ◇天候 曇り ◇交通費 520円 ◇歩行距離等 13km 17,000歩 ◇資料 「小田急自然ふれあい歩道 狛江駅~和泉多摩川駅」「通過時間等」自宅8:20-都営新宿線神保町駅9:04-小田急新宿駅9:23-同狛江駅9:50=泉龍寺10:00=むいから民家園10:15=万葉歌碑10:35=伊豆美神社10:40=兜塚古墳11:10=多摩川五本松11:25=多摩川水道橋11:40=小田急和泉多摩川駅12:23-都営大江戸線西新宿駅13:00-三田線春日駅13:18-自宅13:55 |